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会津から才能輩出シリーズ②-2(打掛をドレスにリメイク)洋服と、古い着物のお悩みを解決します❗️愛に溢れたファッションアーティストの巻

今回は、婚礼で何回も使った打掛を、ドレスにリメイクした作品を中心にご紹介します。

打掛を大事に保管していた方が、三姉妹の娘さんたちのために、リメイクを発注して作ったドレスの数々が、
和洋折衷の、唯一のドレスに生まれ変わりました。

日本古来の打掛の豪華さを生かしつつ、三姉妹それぞれの個性を生かしたドレスはどれも秀逸です。

1,婚礼衣装ドレスのご紹介


美しい娘さんたちが、益々輝きを増した晴れの日のドレスの数々です。
Ⅿさんが心を込めて作りました。
「衣装作成を託して下さった方に、心から感謝しています。」
とのことでした。


ドレスに合わせて作った、バックコサージュ
ブライダルグローブ
も趣向を凝らしました。
辻が花の着物で作られたドレス、
振袖に使われていた、藤の花の流れる柄をドレスの中心に配置

下記も全て、Ⅿさんが心を込めて手掛けた作品です。


ヘッドドレス、ブライダルグローブも手作り
裾広がりを出すために、スカートのマチをサテン生地にして、
サテン生地の色はグラデーションになるように、挟んで配置。
相当の厚みになり、縫う時は大変でした。
打掛は重いので、上下を分けてセパレーツ仕立てに。

婚礼ドレスへのリメイクのコンセプトをお聞きするほどに、
Ⅿさんのアイディアとセンスに、敬服してしまいました。
その一流の腕は、まさしく会津の宝!です。

白無垢を、贅沢に2枚使っています。
ドレスにマッチして作られた、ヘッドドレスとバックコサージュ
バッグコサージュの中心には、繻子(しゅす)を配置
晴れの日の、お似合いのお二人です。
亀甲柄の帯で作ったバックコサージュ。
華やかにそして可憐に…。
豪華なバックコサージュは、帯を活用
朱色の縁取りを効かせています。


すっきりとしたデザイン、白無垢を使っています

ご両親の愛情をたっぷり受けた娘さんたちは、
着物の豪華な素材感にマッチしたドレスに身を包み、
親元から、旅立って行かれました。

2,他の発注者の、訪問着のリメイク例 ①

この訪問着は
下記のドレスにリメイクされました


柄の配置が絶妙な、チャイナドレスです

訪問着のリメイク例②

総柄の華やかな着物は
下記のドレスにリメイク


ロングドレスになっても、
華やか…

3,シックな訪問着からのドレス

お揃いのバックも手作り


4,華やかな柄の訪問着からのドレス

いずれもドレスになってからの、柄合わせが絶妙です!!


付下げの着物を、
ブラウススーツに。


流れるような柄の配置。




5,帯が主役のドレス

6,コサージュも、ストールも…こだわり抜いたドレス


7,こんな作品もありますよ~。

会津木綿で作られたドレス
このお客様は
某?新婚さん○○のテレビ番組出演の際に、着用されたとか。
コサージュも同じ生地で
大島紬からのドレス
戦時中に、お米と交換した着物で作られたコート
素材は、モスリン(薄い毛織物)


お客さんが裂織の布地(起き上がり小法師の柄入り)
を織り、
Ⅿさんがバッグに作り上げました

8,Ⅿさんは、師であり頼りになる心強いお友達

です。
私は何歳になっても、おしゃれがしたいと思います。
そして、身に着ける物は大事に大事に育みたいものです。

人生を楽しむために、そしてドレスたちと長くお付き合いするために
Ⅿさんには生涯、助けていただきたいものです。

これからも、
笑顔で楽しくお仕事をされ、お元気でいらしてくださいね~~❣

9,ⅯさんのDNA…ご家族も芸術家?職人?

Ⅿさんの娘さんが、何千個ものビーズで作った絵画作品


Ⅿさんのお孫さんが、小学校2年生の時に描いた作品

最後まで記事をお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵な1日になりますように…
『今日が一番若い日!』




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