【TYPE-MOON】一方通行の恋の話【月の珊瑚】

どうやらまだ幸運は続いているらしい紅月シオンです
今回はたまたま見つけた大好きな作家の本の話をしたいと思います

まぁその出会いなのですが、ほんと聞くとマヌケなものでして
Amazonでのネットサーフィン中にTYPE-MOONさんの作品の一つ「月の珊瑚」をたまたま見つけたわけです
それでとりあえずカートに入れておくかなーと思ったら、ニンジャスレイヤー33円の時の1クリック認証を解除し忘れてて、そのまま2巻購入してました、ウカツ

しかし個人的には悪い買い物ではないと思ってました
奈須さんと言えば高校時代から好きな作家でしたし、佐々木少年さんは月姫や後日談にして初の格ゲー、メルティブラッドのコミカライズの人です
だから見つけたのならいつか買うのは確定事項であり、それがたまたまこんな形だったという事です、
もうちょいロマンチックな何かがあったらよかったのに

さて、TYPE-MOONの代表作と言えばまず挙げられるのがFGOでしょう
現在も続いている長寿作品でもありますし知名度という点では抜群です
更に昔の人ならその原点のFateシリーズを推すでしょうし、古参の人はメルブラや月姫、魔法使いの夜や空の境界を出します
DDD?あれはまだ未完だから、まだ諦めてないから
俺ですか?無論全部好きです
そんな奈須きのこさんのまだ見ぬ作品、まだ知らない作品を求めていたらたどり着いたという訳です

さて、この話はSFラブストーリーものです
奈須さんがラブストーリー!?なんて思うかもしれませんが前面に出さないだけですっごいラブストーリーしてる作品の方が多いんですよ
今回はそれを前面に出した作風であり、読んでいく中で何度も感嘆の声が漏れるほどでした
すっごい、人間って感動するとこんな声が出るんだと思う程です

月をメインにした遠い昔の二人の想いのすれ違いやその子孫たちのお話と
あるものを失ってしまい人口を減らし行く現在の人類のお話
10年前の作品とはいえネタバレはしたくないのですが佐々木少年さんの書く人物がどことなく遠野君に似ていたり、お姫様やその子孫がまんまアルクェイドだったりと思わぬ発見もありました

そして個人的に求めていた恋愛話でもありました
やはり小説である以上動きというのは必要になるのですが、それでも何処かではこんな話を求めていたのです
ただ語り合い、ただ想いあい、それが報われることが無かったとしても静かにゆっくりと、砂時計のように互いの時間を刻めたのならと
キャンプファイヤーではなく焚火の様な、そんな静かな恋物語
それに巡り合えたことが何よりも大きな収穫でした

全巻で2巻とお求め安くなっており、正直な所ネタバレするよりもまずは読んでほしいのもあるので是非ともAmazonをチェックしてみてくださいね
でも1クリックのチェックは忘れるなよ!

それでは今回はここまで、また次回会いましょう

#沼落ちnote

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