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子供が新型コロナ陽性者になって実際にやったこと@岐阜

みなさんこんにちは、紅玻リョウです(*´ω`*)

実は2週間前に年中の息子が新型コロナ陽性と判明して以降、てんやわんやでした\(^O^)/

たぶんまだ感染したことのない人や、「感染した後のこと知りたい!」って人は多いと思うので、忘微禄も兼ねてこちらへ書きに参りました。

結論から言うと、最初はとにかく”電話連絡の嵐”です。

家族ともども自宅療養になったため、おやつに飢えているのでサポートなどしていただけると非常に喜びます…!

それでは参りましょう!

子供が新型コロナ陽性と判明するまで

5/9(月)

まず第一報が入ったのは、月曜日でした。
「同じクラスの子がコロナの陽性者と判明した」という連絡を幼稚園からもらったのです。
このお知らせはクラス単位でされるもののため、他のクラスの親御さんはもちろん知りません。

当初は「うわ~遂にうちのクラスにも出ちゃったか~」という軽い認識だったのです。

不意に幼稚園の先生から「息子くん、脚が痛いとすごく泣いているんですが、普段と何か違うことしましたか?」という連絡が入りました。

実は前日、最近行っていなかった大きな公園で走り回ったりしていたため、普通に筋肉痛や成長痛ではないかと伝えました。
小学二年生の娘も同じ時期に成長痛に苦しんだ経験があるため、
「イレギュラーな行動だったし息子くんもそれかな」と思ったのです。

その旨を先生に伝えたところ、安堵はされていました。

しかしその日の夕方、息子の目の様子が少しおかしかったんですね。
具体的には涙目に近いような目+くっきり二重。

うちの息子は普段奥二重で、すごく眠い時or体温が上がった時しか二重にならないため、「ちょっと熱あるじゃない?」という疑惑が浮かんだわけです。

計測してみると、なんと驚きの39.2℃!!!
「そりゃ二重にもなるよね!?」という驚きはあったものの、
食欲はいつも通りだし、いつも通りくつろいでるし…といった具合で、
「明日まで様子見よう」という結論になったのです。

もちろんこの結論に至るまで小児科へ連れて行く選択肢はありましたが、
新型コロナの抗体検査受付の時間を過ぎてしまっていたのと、
息子の様子からそのような判断をしました。

お風呂は見送り、午後9時ごろ就寝。
夜中は起こされることなく翌日を迎えます。

5/10(火)

一夜明けて。
息子の通う幼稚園では、毎日登園前に健康チェックと称して体温の計測とチェック項目をお知らせしなければなりません。
いつも通り検温をするも「37.6℃」と微妙な数字。
37.5℃以上は登園できない決まりのため、おやすみを決意。

この時点で小学2年の娘には全く何の症状もなく通常通りだったため、元気に登校していきました。

私は家で息子の相手をしながら家事をしていると、幼稚園の先生より着信が。
息子の様子の聞き取りでした。

昨晩の状態を告げ、「現在の様子も普段と変わりないことから小児科の受診を迷っている」と伝えて終わりました。

するとその少し後、副園長先生からお電話が。

たまたま副園長先生は前日の「脚が痛いよ~!」と泣きわめく息子の様子を目撃していて、少し不審に思ったのだとか。
「実は昨日、同じクラスの息子くんが一番仲良くしている子がお休みだったんですね。同じクラスから陽性者が出ていますし不安をあおるわけではありませんが、もしものことがあってはいけませんし一度受診を考えてみてくださいね…!」
という、とても丁寧なご連絡でした。

息子の基本的な性格としては根っからの弟気質で普段の園生活でも年少から仲良しの女の子と常に一緒に行動しているようで。
昨日は精神的な支えであるその子がお休みだったことに加え、脚の痛みで感情が爆発して大泣きしてしまったのではないか、と推測されました。

先生からの情報、及び園からの感染報告の文中に”息子にきわめて近しい子である”という情報がいくつも重なっています。

ここで芽生えたのは、
「ひょっとしたら息子も感染しているのでは」
という懸念。
自分の子由来で他の子へ移してはいけないですし、もしも息子が陽性であれば家族は自動的に濃厚接触者になってしまいます。

学校や旦那の会社は「濃厚接触者は自宅待機をして欲しい」と要請を出しているため、息子次第で自宅待機を余儀なくされます。

その結果が分かるならばとにかく早い方が自分たちを含め、周りの人への迷惑も最小限になるため、小児科受診を決意。

それに呼応するかのように、息子は再び39℃を超える熱を出し、
ぐったりと元気が無くなってしまったのです。
元気がないといってもいつものように飛び回らないだけで、
ヒマなのでYoutubeは手放さず(笑)

指定の時間に息子を連れ、小児科で抗体検査と電話診察をお願いしました。

検査方法は、車の窓を全開にして鼻のみ出し、長めの綿棒のようなものを鼻の奥に入れるものでした。
検査結果も10~15分で判明します。

「判明次第お電話しますね~!」という看護師さんでしたが、
直接紙を持って検査結果を知らせてくださいました。

はい、陽性だからですね。

このあとは、必要事項を記入し小児科の方から保健所へ連絡を入れてもらうことになりました。
この時点で決定した連絡先に基本的に全ての連絡がくることになるため、
代表者が倒れると相当しんどい思いをすることになります…

陽性と判明してからの手順

さて、ここからは息子が新型コロナ陽性になってからのお話になります。

これは地域によって方法が異なったりするかもしれませんが、
私が住んでいる岐阜県での方法を順を追って書いていきますね!
どこの保健所さんも似たようなシステムを使っているとは思うので、そんなに逸脱した順序にはならないかな~という感じです。

保健所に基本情報を伝える

初めての陽性者となったのは年中の息子。
なので、自分では名前は言えても細かい個人情報までは難しいですよね。
基本的に聞かれるのは、
氏名・住所・生年月日・職業・基礎疾患の有無・陽性と判明する前の2日間の行動・パルスオキシメーターの有無…
大体このようなところでしょうか。

一番最初は電話での調査だったため、大体25分ほどの時間が掛りました。

保健所でのPCR検査をした場合はスマホなどからアクセス可能なURL(QRコード付き)を渡され、事前に記入しておくシステムがあります。
そのためかなりの時間削減になります。
(大体10分前後で終わります)

直近に陽性者となった同じクラスの子がいるという報告もしておきました。

この後再び保健所から連絡が入り、PCR検査の日程が決定します。
PCR検査はドライブスルー方式で、係員の皆さんが誘導して下さるためスムーズに終えられます。
検査数が増えていたため、検査自体が2日後とすぐ検査できないもどかしさを感じることになりました。

その間に娘も40℃の高熱を出し、息子同様に脚の痛み(関節痛?)をおお泣きしながら訴えたため抗原検査。
結果的に陽性者となってしまったため、息子と同じような調査を受ける羽目になります…

保健所から管理番号の連絡が入る

陽性者となった人で自宅にこもる人は”自宅療養者”となります。

毎日朝7:30に体温と酸素飽和度を計測し、それをweb上に記入するという作業が必須になります。

そこで必要になるのがこの管理番号です。
陽性者は6ケタ、濃厚接触者は5ケタの管理番号が割り振られる模様。
PCR検査を受けた濃厚接触者はPCR検査時に渡されたプリントに印字されています。
新たに陽性となった場合には、その場合の入力方法も記載されていました。

管理番号が知らされた日の翌日から療養終了日まで、
毎日朝7:30に代表者のスマホへURL付きSMSが配信されます。
入力項目は、管理番号・携帯下4ケタ・体温・酸素飽和度・体調が悪い部分
(はい or いいえ)。
パルスオキシメーターが手元にない場合は”まだ手元にない”という項目もあるので、そちらを選択すればOK。

スマホユーザーであれば毎日同じ作業の繰り返しなので簡単に終わりますが、馴れない方にはかなり苦痛な作業なようですね。

自宅療養者支援センターから連絡がくる

保健所からの連絡から一夜明けて、次に連絡が来るのは自宅療養者を支援している方々からの連絡でした。

これはもし高熱が出ているのに解熱剤がない場合や、その他諸症状の相談がしたい場合は看護師さんに変わっていただくこともできます。

あとは自宅療養となるため、当然買い物へ行くこともできないことから希望すれば無料で1週間分の支援物資を送っていただくことも可能です。
ちなみに結構な物資をいただける上に、大体子供が陽性になると家族全員が陽性になってしまうのでマストで受け取るようにしましょう。

もし「多いな…」と思っても、昨今地震も頻発していますので備蓄食料に回してしまうということも可能ですよ!

支援物資とパルスオキシメーターが届く

陽性者となってから2日後、支援物資とパルスオキシメーターが届きました。

どちらも電話連絡後、自宅の玄関前に置いていただきました。

支援物資には1週間分の水や食料が中心に入っているため、とにかく重いです!
子供たちは空いた大きな段ボールでひたすら遊んでくれるので良い暇つぶしにはなったようですねw

女性としては突如生理が始まってしまっても、現在は生理ナプキンも一緒に入れてもらえるため安心です☆

何気に一番家族に好評だったのが『inゼリー』。
甘いものがなかなか手に入らないのもありますが、食欲がなくてもさらさらっと入っていくため奪い合いになるレベルでしたw
一箱につき7つ(バラで1つ+6個入り一箱)入っていましたよ!

あとは牛丼のレトルトも高評でしたね。
何気にカップ麺も時々食べると美味しいので、体調が回復してからは気分転換に重宝しました。

梱包の時期によって入っている品物が微妙に違うので、毎回開けるのがひそかな楽しみでしたw
ただし、息子君以降は梱包日が同じだったため全く同じものが3箱届いたことになりますねwww
それでもかなり助かったのは間違いありません。

あとはひたすらこもるのみ

症状が出始めて大体平均して4日あれば全快します。
その後の1週間強をどのように過ごすのかが肝心ですね。

まず、息子くんのクラスでは最終的に学級閉鎖になり、クラス全員のPCR検査が実施されました。
結果的に小規模なクラスターという判断にはなったものの、幼稚園事態の規模から考えるとこの程度で済んでいるのはすごいらしい模様。

学級閉鎖の間はリモート授業も行っていただき、
暇を持て余していた息子は担任の先生の顔が見られて嬉しそうでした。

小学校に通う娘のクラスでは陽性者が娘だけだったのですが、
どうしても単元が進んでしまう関係でZoomによるオンライン授業を1週間毎日1~2時間受けさせて頂けました。
まだ2年生なので重要な授業は国語と算数のみなので、そこも助かったポイントかもしれませんね。

親としても普段の授業がどんな感じなのか見られるため、プチ授業参観気分で一緒に授業を受けておりました。
躓いている部分も隣ですぐにフォローができるのもオンライン授業ならではですね。

我が家で一番症状が長引いたのは意外にも旦那でした。

というのも、陽性になる以前からずっと咳が続いていたんですね。
それがコロナに感染したことによりブーストされた上、
全身の倦怠感・高熱も加わって一気にダウン。
ほぼ全快するまで1週間かかりました。

この間にも咳止めを電話診療で処方していただき、
家のポストにまで届けてもらいました。
後で聞いてびっくりしたのですが、
新型コロナに罹ると診療代+薬代が無料になるのですね!
「療養期間が終了したあとに明細だけ取りに来て下さい」と言われて初めて判明しました。

何か気になる症状がある人は自宅療養の場合、迷わず電話診療を受けてくださいね!

自宅療養期間を終えて

陽性者は症状が出始めてから10日間の自宅療養が終了すると外出可能になります。
(濃厚接触者+陰性者は7日間自宅待機です。)

高熱などの症状がずっと続いていたりすると保健所から新たに連絡が入り、療養期間が延長されるケースも存在します。

幸い我が家は規定の期間のみで療養が終了しました。

当初は療養期間中何をすればいいのか…と思っていましたが、
「何かしなければいけない」という日常のストレスから解放されて割と快適に過ごせましたw

イライラする人もいないし、子供たちは子供たちで戦隊のダンスにハマって踊り狂ってみたり、Youtubeやゲームや学校の授業に宿題など、
案外やることは尽きなかったりしました。

そして一番良かったのが、後遺症が全く残らなかったこと。
これは本当にラッキーだったと思います。

人によっては長期間後遺症に悩まされるケースもあるようなので、正に新型コロナはガチャ要素が強いな…と感じた次第です。

ざっとこれまでのことを書きましたが、いかがでしたでしょうか?

何かが参考になれば幸いです!

サポートしていただけたら、子供と私のおやつがちょっとだけ豪華になります☆ 頑張って書きますので、ぜひよろしくお願いします♪