Day364　「どんな意味があるかなど考えずにやってみる！」

私たちが自分の世界を意味づけで固めてしまうのは、ほかでもない、何をするにも「意味を求めたがる」からです。

短い人生で無駄なことをしてはいけないと教えられたからかもしれません。

絶対に損をするような選択はしたくないと警戒しているからかもしれません。

自分で決めたことであれ、他の人に頼まれたことであれ、何かを行う前にはかならず、

「これをやることにどんな意味があるんだろう？」

と熟慮する習慣をつけてしまったのです。

今日は、この方針がどれだけ自分の可能性を狭めているかを考えてみましょう。

ここでいう「意味」が、ものすごくわかりやすい「自分の利」を指しているのは明らかです。

バタフライエフェクトのように、巡りめぐっていい結果になるとか、10年後にその恩恵がもたらされるとかの、間接的で予想できない報酬はいっさい考慮されません。

当然ですが、私がよく言う「与えた瞬間に与えられる」や「他の人の依頼には即座に本気で応える」のような、常識の外にあるメリットなど、その存在すら認められないでしょう。

こうして、効率や生産性という意味づけに縛られ、自分のイマジネーションの範囲に行動が限定され、いつしか、