Day529　「得ようとすれば失い、与えればその瞬間に与えられる！」

：今日のPodcast：

今日は「どんなときでも2つの答えがある問い」について考えてみましょう。

Q：仕事とは何でしょう？
A1：生きていくため、楽しむためのお金を得る手段。
A2：自分の想いやスキル、経験、知識、労力を受け手に与える機会。
Q：仲間とは何でしょう？
A1：自分にさまざまなメリットをもたらしてくれる存在。
A2：自分には他の人を助ける力があることを教えてくれる存在。
Q：パートナーとは何でしょう？
A1：困ったとき、弱ったときに自分を支えてくれる存在。
A2：血縁ではない人の中で、初めて「価値マックス」を確信できる存在。

A1はどれも、

「対象から何かを得ること」

を期待しています。

一見、こちらのほうが得をしそうな感じがしますが、残念ながらいつも成功するとはかぎりません。

給料が減ったり、仕事そのものを失ったりする可能性はゼロではありません。仲間がメリットどころか迷惑ばかりかけることもあれば、パートナーから冷たいあしらいを受けることもあります。

試しに、A1の3つの答えを並べて眺めてみてください。漠然とした「得られないかもしれない不安」とともに、

「そのように対象を見てしまう弱さ」

を感じないでしょうか。

これに対して、A2は他の人を、

「自分のもっているものを与える対象」

と見ています。

同じように、こちらの答えも並べて眺めてみましょう。そこには、A1とは正反対の、