Day349 「私と他の人々とこの世界の価値は、等しく最大である!」
【Day342】から昨日までの課題は、次のような簡潔な一行にまとめることができます。
「恐れや不安の眼は心象しか見えない。愛の眼はありのままの現実しか見えない」
そして困ったことに、窮地にいると感じればかんじるほど、私たちはあえて前者の見方を採用し、現実をより厳しく、より過酷に脚色しようとするのです。
冷静なときなら、これがどれだけ自分に不利な選択か、誰もが容易に理解できるはずです。
それでも、依然としてこのおかしな習慣を手放せない理由は、
「自分と他の人とこの世界に対する間違った認識」
にあると私は考えます。
個人差はあると思いますが、それはおおよそ次のような図式で表せるはずです。
「弱い自分 VS. 信じられない他の人々 with 危険に満ちた世界」
ガラスのようにもろい自分が、この世の最強タッグに立ち向かわなければならないとしたら、のんきに愛だの平安だのと言っている場合ではありません。
それよりも、最悪の事態を想定して、できる限りの防御を張り巡らせるほうが安全と考えるのは当然だと思います。
さらにいえば、その想定は「現実に遭遇する前」にすませておかなければ意味がありません。しかも、自分の危機意識を高めるためには、できるだけ望ましくない映像を作っておく必要があるのです。
これが、私たちの「心象」の正体ではないでしょうか。
つまり、この数日間に行ってきた「ありのままの現実」を見る課題を機能させるためには、もうひとつ、先の間違った認識をどうにかする必要があるということです。
今日は、この訂正に真っ正面からトライしてみましょう。
一日をとおして、思い出すたびに次のことを自分に言い聞かせてください。
ここから先は
いまをしあわせにする週3ワーク「今日のグッドバイブス」
平日の月水金に、一日を安心して自由に、ありのままの自分で過ごすための提案を贈ります! 将来のことが不安で何も手につかないとき、怒りやムカつ…
心を温め心を涼める「今日のグッドバイブス」 by 倉園佳三
毎朝、人生を好転させるワークアウトを配信します! 人間関係や思いどおりにならない出来事など、外的な要因に動揺することなく、平安な心を保てて…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?