Day196　今日は「私は自分の強さと弱さのどちらに頼っているか？」を見極めながら一日を過ごしてみる。

「私は強いのか？　それとも弱いのか？」

この問いの答は、いつでも、あなたの「こう見たい！」という意志によって決まります。

いくら第三者がさまざまな証拠を並べて「こちらが正しい！」と言ったとしても、私たちは自分が信じるほうしか現実と思えないからです。

それならば「あとは個人の自由です！　好きなほうを選んで生きましょう！」でもいいような気がします。

でも、私は2つの理由からそうは思いません。

ひとつは、答えの一方が真理でもう一方がイリュージョンだからです。

そして、もうひとつは、

「どちらかを否定すると、片方に頼らざるを得なくなる」

からです。

「弱い」を否定すれば「強い私」が残ります。反対に「強い」を否定すれば「弱い私」が残ります。

どちらにしても、その残った自分を頼りに生きていくしかないということです。

「強い自分を頼りにするのはわかるけれど、弱い自分がどう頼りになるの？」と大きな疑問が浮かぶかもしれません。

じつは、私たちが想像する以上に「自分は弱い」という認識は大活躍しているのです。