Day409 「ありのままの現実は私の心を揺らさない!」
グッドバイブスには、基本の型でありながら、おそらく、生きているかぎり鍛錬し続けることになる不思議なメソッドがあります。
それが、緑の本にも登場する、
「意味づけを手放して、ありのままの現実を見る」
なのです。
今日は、初心にかえってこの型をおさらいしましょう。
あなたが入ったコンビニで、長蛇の列ができている様子を思い浮かべてください。
最初のシチュエーションは「猛暑の休日に散歩していて、冷たいガリガリ君を食べたくなった」にしておきましょう。
会計を待っているあいだ、袋ごしにもじわじわとアイスが溶けていく感じが伝わってきます。
このときのあなたの「イライラ度」を0から100で表すとしたらどのくらいになるかを想像してみましょう。
次に、状況を「新幹線の発車が7分後に迫るなか、到着駅に迎えに来る姪っ子に渡すお年玉袋を買い忘れていた」に変えてみます。
先とまったく同じ長さの列に並ぶあなたの「イライラ度」は、いくつになったでしょうか。
おそらく、多くの人は散歩中のガリガリ君よりも、新幹線のケースのほうが高い数値を叩き出すと思います。
ここで「そんなのあたりまえ」と思わずに、なぜそうなのかをまじめに考えることが大切です。
後者のほうがよりイライラする理由は、
「コンビニの列が、新幹線に乗り遅れるという大きな被害を自分に与えそうだ。そして、その損出はガリガリ君をはるかに上まわる」
と判断したからではないでしょうか。
だとしたら、あなたによって「意味づけ」された長蛇の列は、間違いなく「心象」ということになります。
ただ、とてもやっかいなことに、頭ではなんとなく理解できても、私たちの気持ちはこの話に猛烈に反論したくなります。
なぜならば、
「自分が予測した因果関係はほぼ100パーセントの確率で起きる!」
と確信しているからです。
こうして、私たちは、
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