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Day559 「落ちそうな気持ちを、頭の少し上のほうに引っ張り上げる!」

執筆中の新作を公開中!:『The Gift〜真逆のやり方でしあわせになる』:

ふだんは思い出さなくても、過去に経験したイヤな出来事は記憶の中にしっかりと刻まれていて、音やモノ、匂い、人の表情、しゃべり方などをきっかけにいつでも蘇ってきます。

私は音楽をやっていた20代のころ、かなり多額の借金を抱えていました^^ まだ、その分野の規制がゆるい時代で、取り立ての恐いお兄さんが深夜に押しかけてきては、ドアを叩いたりチャイムを連打したりするのです。

郵便受けにはいつも督促状が山のように入っていて、鳴りっぱなしの電話は、使うとき以外はコードをつないでおけませんでした。

あれから30年は経っています。それでもまだ、玄関のチャイムの音に少しドキッとして一瞬で暗い気持ちになります。いまだに郵便受けが恐くて、帰宅するたびに「大丈夫だから!」と自分を励まさないとふたを開けられません^^

グッドバイブスの取り組みのおかげで、人に対してはかなり克服しましたが、以前は嫌いなルックスや仕草を見ると、すぐに不快な気分になっていました。

今日はこの、

「とくにわるいことは起こっていないのに、何かに反応して急に気分が落ち込むとき」

の対処法にトライしましょう。

まずは、【Day506】で紹介した「頭のおしゃべりを止めるワーク」を10分ほどやっておきます。

【頭のおしゃべりを止めるワークの手順】
① 椅子に座り、ゆっくりと自分のまわりを見渡す。
② パソコンや本など、何かが目に入るたびに、心の中で「この○○には意味はない!」とつぶやく。
③「意味はない!」とつぶやいたら、そのことについて考えずに、すぐに次のものに目をやる。
④ ①から③を1分ほどやったら、10分のタイマーをかけて目を閉じる。
⑤ これから自分が考えることを見張っておく。
⑥ 何かを考え始めたら、②と同じ要領で「この考えには意味はない!」とつぶやく。
⑦ ⑥で一瞬だけ思考が止まったら、⑤に戻って同じことをくり返す。

⑤で思考を見張っているのが、いつも私が話している「意識」すなわち「形のない本来の自分」だと思ってください。

ワークを終えて目を開けたあとも、この自分が頭の少し上のあたりに居座っている感じをイメージしておきます。

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旧マガジンの過去記事492本も掲載!改めてDay001から順にトライしたり、更新日の合間に過去のワークを自由に選んでみたりしながら、あなたの毎日にお役立てください! こんな時代だからこそ、失ったものを取り戻し、よけいな重荷や雑音を手放しましょう。目にする世界はあなたの外ではなく、内側の「心」で作られます。ワークをとおして、自分の意志でしあわせな景色を創造しましょう!

平日の月水金に、一日を安心して自由に、ありのままの自分で過ごすための提案を贈ります! 将来のことが不安で何も手につかないとき、怒りやムカつ…

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