Day707　「不安とは過去の記憶にすぎない！」

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「思い出す」とは、過去を、あたかもそれがいま起こっていて、そこに存在しているかのように見ようとする試みにほかなりません。

しかも、私たちは、そのようにして心に保ちながら、絶対に変えられないとわかっている過去を、

「現在という結果の原因である！」

と信じています。

これによって、いまに不安を感じたとき、私たちは次の3つの理由によって「それは変えられないもの」と考えてしまうのです。

① 過去はいまでも私の記憶の中にたしかに存在している。