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【読書録】モバイルボヘミアン

「好きな場所で暮らす」

これは私の人生でとても重要な価値観です。仕事ありきの住む場所ではなく、自分が心から好きな場所で生活を営んでいくことは譲れないライフテーマ。

その私が今日手に取った本は『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには。』 

実際に旅するように働き、それぞれハワイ・ニュージーランドを拠点に置く2人がまとめた、自由な生き方を知り、考え、実行していくための本。

ざっくり、本の紹介


モバイルボヘミアンとは

「自分らしくいられる時間をできるかぎり長く持つための工夫」 「仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方」

細かく見ていくと、モバイルには

・iPhoneをはじめとする機動性に富んだデバイスを使いこなすこと
・どこにでも移動できる身軽さ

の意味が込められ、

ボヘミアンには、元々の自由奔放に生きることに加えて、

・クリエイティブ思考を持つこと
・自分の信念に沿う生き方をすること

のニュアンスが含まれている。


より身軽に、自由に、理想の生活のあり方のひとつとして提唱されていました。


本からの学び

自分らしく、オリジナルな個人でいるために必要なことは、ライフスタイル×場所×仕事を組み合わせていくこと。そのかけ算が唯一無二の、個性溢れる個人を作ると知りました。

著者の1人である本田さんを例に挙げるならば

・ライフスタイル:サーフィン、グルメ
・場所:ハワイの海辺
・仕事:経営

といった具合に。


今までは、複数のスキルの組み合わせで希少価値の高い存在になれると思っていたので
ライフスタイル込みでオリジナルな存在をブランディングしていくとは新しい発見でした。


それから、今の自分は、目の前の仕事に全力で取り組み、ベーシックスキルを受ける期間だということにもハッとする部分がありました。

理想の身軽なライフスタイルを送る著者の2人も、それぞれ会社員として基礎的なスキルと専門的なスキルを積み上げた数年の準備期間があったということ。


まもなく社会人3年目になる私ですが、まだまだ至らないところばかり。早々に身軽で自由な生き方をしたい、と理性を吹っ飛ばして会社辞めようとか思わなくもないですが、やっぱりもうちょっと準備したほうがいいよね。。。と冷静になりました。


自分の実体験と重ねてみると

大学生の頃は、ここぞとばかりに自由な時間を海外旅行や留学に充てていた私。そこまで多くないですが、10数カ国をめぐり暮らしながらも、ここだ!という場所や、これが私の生きる道!みたいなドラマチックな出会いは果たせず。


旅に出て、価値観が変わったり刺激を得たりすることはありましたが、何か大切なものを置いてけぼりにしているような感覚を、心の奥底で感じていました。

何か足りない。。。


最近になって「足りなさの原因」は、いかに自分のクリエイティビティと向き合えているか、だと気づきました。

どれだけインプットしても、偶然の出会いを経験してインスピレーションを得ても

それをアウトプットして昇華していかなければ、充実感や達成感が得られないのが私。


特別にすごいものを作らなくていい。簡単な絵日記でも、noteのような文章でもあり。


自分の体験や思ったことをまとめておくことが、自信を保つ方法。

ひらめき、アイデア、提案などなどを、自らの手を通して形に残していくことが、私にとっての生きがい。なんだか色々遠回りもしたけど、やっぱり記録すること・発信することが支えで、大黒柱になると。


そんなわけで読後の行動目標

・noteの更新(まずは週一から)
・読書したらメモにまとめる
・色んなところに出向く


さくっと自分の思考をまとめたnoteですが、きっかけや気づきの連鎖が起こるといいなぁ。




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