【クラッセ日詰駅前通 モデル住宅#現場日記3】

岩手県紫波町北日詰にある分譲地「クラッセ日詰駅前通」は10区画のミニエコタウン。そんな分譲地内の一区画に、2020年7月上旬モデル住宅が完成します。モデル住宅が完成するまでの現場日記。

今日は、日射コントロールの大切さのお話です。
日射とは地表面に到達する太陽の放射エネルギーのことをいいます。自然が与えてくれる偉大なエネルギーです。しかもタダ!
快適でエコな住まいにするためには断熱や気密を施すことの他に太陽のエネルギーをコントロールすることが非常に大切です。
冬の寒い日は南からの太陽エネルギーをたくさん取り込むことによってお家の中が暖かくなります。陽当たりのいい縁側でネコがひなたぼっこしている姿を想像してみてください。
逆に真夏の暑い日はこの太陽エネルギーを遮ることによって快適で涼やかになります。木陰って涼やかですよね。
このモデルハウスは南隣の建物から8m程度離れて建ち、南側に大きな開口(窓)を設け、冬場にはたくさんの暖かなエネルギーをとりこみ室内の空気を温めます。また、東西北側の開口は極力最小限に抑え、(役割は風の通り道をつくる開口です)、南側の軒出を長くすることによって(南側は900mm、北側600mm)夏場の強い日射をカットします。
季節に応じた日射のコントロールをして快適でエコな暮らしを楽しみましょう。

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※このモデル住宅が建つクラッセ日詰駅前通の10区画は景観協定によって隣地との離れや建物の高さ・独自の斜線制限等建築に関する規定を設けております。お互いに譲り合うことで皆が太陽エネルギーを少しでも多く享受することができるように。
 
建物の高さ :地盤面から9m以下
斜線制限  :北側の敷地境界線上6メートルの高さから敷地境界線の直角方向に対して水平方向に10、垂直方向に8の勾配
隣地との離れ:1m以上

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