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会いたい時に会っているので、もう一度会いたい人などいない

最近日記を書き始めた。「質問ダイアリー」という名前のスマホアプリで、1日1つの質問に答えていくというもの。

2021年の5月18日に始めて今日で6日目。飽き性の自分にしては続いている方だと思う。

アプリの質問は「グサっ」とくるものが多い。自分の人生や今後の身の振り方を考えさせられる。意気込んでやると一晩中考えてしまいそうなので、適度に力を抜いてやっている。これが続く秘訣。

そんな「質問ダイアリー」の今日の問いは「もう一度会いたい人は誰ですか?」だった。そして私の答えは「いない」だった。

理由はシンプルで、会いたい人には会いたいときに会っているから。会いたい人には自分で連絡をするし、定期的に会う場を作る。

会えなくなっても悲しくならないように。生きているうちに、会えるうちに、充分に会っておく。

故人を偲んで「もう一度会いたいなぁ」とセンチメンタルな気持ちになるのも分かるが、それは後の祭り。後悔しないように、生きているうちに存分に会って語らおう。

いやでも、こんな風に考えるのは自分の年齢がまだ若いからなのだろうか。

仲の良い友人も大切な人も、皆まだ私の周りにいて、会いたい時に会える。全員元気に生きて暮らしている。会いたい時に会いたい人に会える。これって結構幸せなことかもしれない。

もう一度会いたい人は誰ですか?

この問いへの2021年の私の答えは「いない」だけれど、5年後、10年後、20年後、答えは変わってくるかもしれない。

おしまい。


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