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シニアコースでも補習講義あります!

こんにちは。ゆっくりシニア生活アドバイザーの花です。

私が通学しているシニア専修コースも7月後半からは完全に夏休みになりました。そのなかで前期に休講となった補習講義が実施されています。最後の補習講義が開かれるのはお盆も過ぎた8月19日です。今回は、補講が実施された講座についてお話ししたいと思います。

シニアのコースには、期末試験もレポートもなく出席回数だけが必要です。履修認定には、出席状況が4分の3以上必要です。コロナ前は教室の前の机に登録者名簿がおいてあり、それに各自でチェックを入れる方法でした。コロナ禍の現在は「体調報告カード」を提出するので、それが出席の証明ということになります。しかし各先生が名簿をもっておられるので毎回出席を取られる方が多いです。ひとりひとり名前を呼ばれるのは学生時代を思い起こされて、私はとても気に入っています。

A先生は、「西洋史概論」という講座を担当。他大学の教授で10年ほど前から本学の講師をされています。今回は自身の所属大学の公用で休講するとの事。先生自身はまだ50歳代と思われますが、生徒達のシニア世代よりも少し若い先生です。時折自分の所属されている大学の若い学生さんの話を交えられます。先生の講座を続けて取られるというシニア生徒さんもたくさんおられます。本来は第一次世界大戦後の現代史が専門との事。補講になった講義は、皆さんからの質問に応じるというかたちで、歴史的な視点からみたウクライナ戦争などについて、先生の歴史学者として個人的な視点から解説をお話くださりとても興味深かったです。私は「歴史」というとなぜか「古代史」や「中世史」を思い浮かべますが、「現代史」を専門にされている先生の講座は今後も継続していきたいと思っています。

B先生は、「日本風土と文化」という講座を担当。3回休講になったので最終補講は8月19日になってしまいました。先生はすでに他大学を退官しておらます。専門は文化人類学でお人柄を含めて人気講師です。この講座は日本の主要な年中行事を取り上げ、その起源と現在の形になるまでの時代による変化を明らかにし日本文化の特徴にあらためて注目するように講義が進められています。「正月」「節分」「雛祭り」「花見」「お田植神事」「端午の節句」「七夕」等を順次解説。一部ではインターネット上に公開されている動画鑑賞もあります。私たちが普段良く理解していると思われるような年中行事の歴史・起源を解説します。私は本講座で身近な事を本当に知らないと痛感しました。

以上が補講のあった講座です。現在私が受講している講座でともに歴史に関連する講座です。私も仕事をしている時は、パソコン・法律・資格習得等の仕事に直接関係のある事を学んできました。しかしこうして年齢を重ねて、時間にゆとりのある時に改めて「歴史」を学び直す事は本当に感慨深い事です。

参考)大学が出版している公式ハンドブックを参考にしています。

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