僕が絵本のいいなと思うところ

はい、突然訳のわからない絵が出てきましたが、
これは僕が以前作った絵本「ゴロちゃんとハルちゃんのドライブ」の１ページ目の絵です。

僕が絵本のいいなと思うところ、

それは、こんな山か？火山か？
わからんような「くるま」がいきなり出てきても、
お話が成立しちゃうところ（笑）

「まぁ、ありだよね」って、
逆に笑ってしまえる絵本のフトコロの広さが好きなのです。

それは僕の大好きな絵本「やまのかいしゃ」を見た時にも感じたこと。

「やまのかいしゃ」 スズキコージ作 ・かたやまけん絵

朝寝坊したほげたさんが、電車で向かった先は…
今日も朝寝坊した会社員のほげたさん。奥さんがにぎってくれたおむすびを手に、電車に飛び乗りますが、電車は会社とは反対方向へ。気づけば、足にはトイレのスリッパをはき、眼鏡やかばんも持っていません。やがて、山の駅に到着したほげたさんは、途中で出会った同僚のほいさくんとともに山に登り、頂上で仕事を始めます。空気のおいしさに魅せられた二人は、社長以下、全社員を山の会社に呼びますが、さっぱり儲かりません。そこで社長は、山の会社は二人に任せて、再び町に帰っていきます。

福音館書店

非日常が当たり前、そしてどこまでも広がる世界・・・
僕が絵で表現する場所はここだと思ったのです。

それで出来たのが、「ゴロちゃんとハルちゃんのドライブ」だったのです。

これは絵を描きながら、同時に話も作っていきました。

なので、作っている本人が最後までどうなるかわからないという、
内容もはちゃめちゃだけど、作り方もはちゃめちゃなのです（笑）

よかったら皆さんも一緒に、僕のはちゃめちゃに巻き込まれちゃってくださいね。

ゴロちゃんとハルちゃんのドライブ｜クラシノイロ｜note