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旅する楽団

最近、今まで聞いたことのなかった
音楽を聞くようになり、

僕の中の何かが刺激されたのか、
旅と音楽をキーワードで、何か作りたくなった。

そして思いついたのが、旅する楽団のお話です。


そして今回、そんな旅する楽団の
モデルにさせてもらったのが、

僕が以前、裏方をしながら、一緒に旅をさせてもらった、旅するテント劇団どくんごです。

旅するテント劇団どくんご

ここで、どくんごがどんな劇団なのか、そしてなぜ僕が、旅についていくことになったのかをちょっと話しますね。

あれは僕が大阪から長野県(松本)に移住して2ヶ月くらいたった頃でした。

松本で知り合った人が、どくんごの松本公演の受け入れをしていたということもあり、

「面白い芝居があるから見に来ない」と誘ってくれたのです。

芝居を見るのも初めての僕でしたが、これは面白そうだなと直感で感じたのです。

そして芝居当日、松本のあがたの森公園に行ってみると、そこにはサーカスが来たの?と思うようなテントが建っていていてそこだけ不思議な空間になっていたのです。

僕が一緒に旅をしていた時のテントは大きかったなー(笑)

芝居は直感通り、めちゃくちゃ面白く、
芝居はテントの中だけに収まらず、役者はテントを飛び出して公園中走り回り、

たまたまイヌの散歩にきたおじさんも芝居に紛れ込んでしまい、意味もわからず、沢山の観客を目の前にしていじさんもびっくりしてました(笑)

街中にまるでUFOが着陸したかのようなテントが(笑)

そして芝居が終わった後、打ち上げに誘ってもらったのですが、なんとここでまさかの展開になるとは、僕も思ってもいませんでした。

芝居について行きます

一緒に旅をしていた時の写真

打ち上げで劇団のみなさんと楽しく話しをしていたのですが、その時、「今ちょっと裏方(照明係)が足りなくて、だれか一緒に旅をしてくれる人を探してるんだ」という話になったのです。

そしたら、知僕を誘ってくれた知り合いの人が僕を引っ張ってきて、「ナカタケがくんいいんじゃない!」って言ったのです!!!

「え?! え〜〜〜〜っ?!!!」

でも僕も僕で、これは面白そうと思い、
「バイト先の社長に交渉するんで、ちょっとまってもらっていいですか?」と言って、

翌日、まだ一ヶ月くらいしか働いていないバイト先の社長に、「すみません、旅をしながらテント芝居をしている劇団の旅についていきたいので、しばらく休ませてください」といったのです。(半分やめる覚悟でしたが・・・(苦笑))

そしたら社長も社長で、「そっかー、そんな経験なかなかできるもんじゃないしな、わかった。でもちゃんとも戻ってきてね」といったまさかのOKをもらえたのでした。

公演地に着くとこんな感じでチンドン屋をしながら宣伝してまわるのです。
僕も人生初のチンドン屋を経験しました(笑)

大阪から参加した僕は、東北、北海道公演、そして埼玉凱旋公演までの約3ヶ月間、劇団メンバーとして一緒に旅をしたのは今でもいい思い出になっています。

街から街へ旅する楽団

さて、話をもどします!

話の中に出てくる楽団は、こんな荷台をつけた車に乗って、街から街へ旅をし、街角や空き地にはテントを建てて演奏するのです。

まさにどくんごの旅なのです。

そして、今決まっているのは、旅する楽団のお話というだけ、他はまだ何も決まっていません(笑)

いつも通り、絵を描きながら、その時その時、
思いついたお話や人物を行き当たりばったりで、描いていくスタイルです。

このスタイルになってからは、基本、失敗したーというのがなく、誰かが言っていた言葉をかりると、

「人生には成功か、大成功しかない」そんな感じです。

あと、書道家の武田双雲さんが、自身のアトリエに飾ってあった言葉、

「いきあたりバッチリ」(笑)
これも本当そうだなーって思うのです。

そんな感じで、始まった僕の旅する楽団のお話ですが、
どんなお話になるのか、はたまたいつ完成するのかしないのか(笑)

すべては気ままに、なるがままにです。

どくんごツアー始まります!

最後にお知らせがあります。
長らく講演活動を休止していた「どくんご」ですが、
彼らがいよいよ帰ってきます!

まだ日程など、詳細は決まっていませんが、
今年の4月末から全国ツアーを再開するそうです。

近くに公演に来た際は、ぜひ見に行ってくださいね!
きっとすごい衝撃ですよ(笑)

僕も楽しみにしています!

どくんご全国ツアーについてはこちらから確認できます。

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