できたてのみずみずしさ

できたてはみずみずしてく、呑める、の意味がわかりました。

『おやつが好き お土産つき』坂木司さん著を読みました。

『おやつが好き』と『和菓子のアン』を読んで和菓子つくりにいったことがあります。

https://note.com/kurashinayukie/n/nc17a261f13ff


『中でも衝撃的だったのは、作ってすぐのお菓子を食べたときです。口溶けにこだわる店主が、さらしにさらした餡。それを中心にしてそぼろをまぶしたお菓子。形としてはよくあるものですが、まずは黒文字の入り方が違いました。いつもなら「くん」とあるはずの手応えがなく、「すとん」。おかしいなと思いながら適当に刺すと、うまく刺せない。おそろしくももろいお菓子なのだと気づいてそっと口に運ぶと、舌の上餡が一瞬にして崩壊。感触としては「どしゃっ」。せせらぎどころか、激流が押し寄せてきました。なので吞みました。上生菓子を「吞んだ」のはあれが人生で初めての経験でした』



そうなんです。
できたての和菓子ってみずみすしかったです。

和菓子つくりが楽しくて、銀座、鎌倉、浅草、と体験に行ってしまいました。
いつも見本のかわいらしさからはほどとおい、ブサイクな和菓子ができますが、味はとてもおいしいです。

できたての和菓子をたべてみることをおすすめします。

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