向いてるわけじゃない

完璧に合うことなんてなくて、でも続けていられるから向いているのかもしれない。

近藤史恵さんの『たまごの旅人』を読みました。


『人が好きだって言う人でも、他人に優しくできない人もいるし、自分を好きになってもらうのが好きな人だっているよね。
その場その場で仕事を頑張って、失敗しながらでも続けて行けたら、きっとそれは向いている仕事なんだよ。
なんてね。わたしもしょっちゅう、向いてないって思ってる。わたしも全然優しくないもの。白衣の天使なんてくそ食らえって思う。
でもさ、百パーセント向いている人もいないし、百パーセントわたしに合う仕事もきっとないんだと思う。』

好きなことを仕事にできても、100%自分にぴったりかというとそうでもない。
好きだから続けられているんじゃなくて、それしかないってわけでもないけけれど、続けられているのは、少し自分に合っているからなのかもしれない。

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