正しいところに戻る
あったかいごはんをたべれるとほっとします。
汁物とか落ち着きます。
『作家の口福』のなかの、津村記久子さんの『いとしの自作味噌汁』を読みました。
『今年に入ってからはずっと外食している。それはべつにいい。どのお店にも納得して入っている。晩ごはんを食べるとほっとする。一日会社で仕事をして、直立歩行できるだけの、そこらじゅうの筋肉が凝り固まった軟体動物のような、寄る辺ない生き物になってしまった状態を、ちゃんと人間に戻してもらえたような気さえする。』
ごはん食べると、ちょっと、メリハリがつく気がします。
おなかも空いているし、ちゃんと生活した気がします。
仕事終わってぐったりした状態からごはんを食べると、人として正しい生活ができた気がするんです。
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