【自作歌詞】船来

遠くの海から汽笛が鳴り響く
その存在を確かに示す
巨体を揺らして海上を駆ける
その船の名前は「オルゴラン」
港の人たちは両手を挙げて
「ライライ」と歌い船を迎える
船来 月光散る、月光散る 海の上で船が今眠り出す
千来 貨物の、貨物の 溢れる幸福が闇を旅する

(ライライ...)

ほぼ月光隠れ真の闇が覆う
その中で船は自ら動く
巨体を揺らして港を後にする
その船の航路は「ラグデガン」
港の人たちは両手を挙げて
「ライライ」と歌い船を見送る
再来 叫びが、叫びが 港を去る船の力となる
Say ライ 一夜の、一夜の 天に昇る夢の感謝を乗せて

(ライライ...)

船来 何処かで、何処かで オルゴランの船は幸福をばら撒く
千来 何処もが、何処もが 両手を掲げて船を迎える
船来 何かが、何かが 失われることに誰も気付かずに
戦来 陽光散る、陽光散る 雲の下で何かが動き出す

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