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はじめまして。

はじめまして。misaです。
「暮らしと備えのアドバイザー」という肩書きで活動しています。

インテリアが大好きで、”家事や掃除がラクになる便利な暮らし”をとことん追求したい派の整理収納アドバイザーが、ある日突然、震度6弱の地震を体験。それを機に、備えについても考えるようになり、防災士を取得しました。

日本各地で、暮らしになじむ防災講座(暮らしと備えの相談室)を開催したり、持ち歩きたくなるかわいい防災ポーチ(おまもり防災ポーチ)をオンラインショップで販売したりもしています。

住まいは大阪。3LDKのこじんまりしたマンションに、夫と息子が2人、わんこ1匹と暮らしています。家で過ごす時間がとても好きです。

息子たちが0歳と2歳の暗黒時代にスタートしたInstagramの発信は、まもなく10年を迎えます。(子育て初期はほんとうに大変すぎて暗黒期…)

とくに優れたスキルもなく、人と違ったおもしろみがあるわけでもなく、夢とかもなく、母親になったら私の人生は子どもたちに捧げるものだとぼんやり思っていました。
ところが、Instagramで毎日発信していたら人生が思わぬ方向へ転がっていき、これまで2冊の書籍を出版することになりました。

2016年に「北欧テイストのシンプルすっきり暮らし」
2021年に「おしゃれ防災アイデア帖」

1冊目の本は、子どもたちがまだ小さい中でのお片づけのこと、家事動線の工夫や収納のこと。
2冊目の本は、暮らしの中に無理なく備えを取り込むアイデアや、安全な家づくりのこと。
どちらの本も、その時期のわたし自身の暮らしの中での「困りごと」に対して工夫したことをたくさん書いています。

不便だな、面倒だな、と思うことは、そのまま放っておくのではなく、なにかいいアイデアはないか?と考えるのが好きです。
ひらめいたことで工夫して、暮らしがもっと快適になる瞬間がとても楽しい。それはもはや「努力」とかではなく、私の趣味みたいなものです。

2021年からは、音声配信Voicyをスタートしました。「暮らし片づけおやつのじかん」というチャンネルで毎朝5時に放送しています。シンプルライフのこと、子育てのこと、おしゃれ防災について話しています。関西弁丸出しでお話していますが、よかったら遊びに来てください。

Instagramをして、Voicyをして、さらにnoteを始めることには理由がありました。じつは、「今書きたいこと」がどんどん浮かんでくるのです。
その内容は、Instagramでサラッと綴るには少し重たく、Voicyで軽快に話すには喉が詰まる感じになるという、なんともいえないテーマであります。

それを、noteで自由に綴っていきたいと思います。
書く順番も気にせずに、書きたいことから書いていこうと思います。
わたしと父のストーリーです。

父とは、昨年の夏お別れしました。
コロナの流行と同じタイミングで病に倒れ、コロナ渦はずっと闘病。
コロナの終息を見届けないまま旅立っていきました。

全世界が前代未聞の最悪な事態だったから、わたしの気持ちはいくらかましでした。大変なのはうちだけではない。世界中のみんなが大変なんだ。
もし元気だったとしても、どうせコロナで旅行にも行けない。このタイミングでよかった。ツイてるよ。

そうやってずっと自分と家族を励ましていたけれど、コロナじゃなければもっと会いに行けたし、花が咲く春に淡路島くらいは連れていってあげられただろうなぁなんて、正直心残りだらけです。

だからとてもつらい、というわけでもなくて。
わたしの中には元気な頃の父からもらった言葉や、表情がしっかり残っていて、脳内再生できるくらい。
「このことを報告したら、こんな表情でこう言って喜んでくれるだろうな〜」と想像できたりして、あぁこれが心の中で生きているってことなのかぁと、妙にしっくりきます。

父とのことをInstagramやVoicyで話したら、同じような経験をされた方からメッセージが届いたり、お手紙をいただいたりします。みんな人には言わないいろんな経験や気持ちを大切に抱えながら生きているんだな、と知りました。それはきっと、話したいような、話したくないような、ちょっぴり複雑な心境なんだろうな。少なくともわたしはそうです。

noteでこれから書いていくことは、「お別れまでの悲しいストーリー」になる予定では決してなくて、どこにでもいるような父と娘のお話です。生意気だった娘は、一度だけ父と取っ組み合いをして、父のメガネを吹っ飛ばしたことがあります。(わざとではない。でもざまぁ見ろと思った。←^^;)

特別仲が良かったわけでもない私たちのお話ですが
大切な誰かをなつかしみながら読んでもらえたり、読んだ後に家族に優しくなれるような場所になればいいなと思います。


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