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求人への応募を検討してくれる看護師の方へのメッセージ
「あの子を残して死ねないのです…」
あるお父さんが発した言葉が始まりでした。
当時、運営していたNPO法人(障害児向けの福祉サービス)の施設に通っていた重症心身障害児のお父さんが初めて声をかけてくださいました。
肩を落としながら発せられた静かな言葉には強い悲しみ、憂い、絶望・・・以前、私自身が当事者として感じたものと同じ感情が含まれていました
私自身も障害者として生きています。
16歳のとき病気が原因で障害者となり社会で生きていく苦労をひと通り経験しました。
しかし、そんな私の比ではない苦労を、いまもなお背負って生きている家族の存在。
そして多くの親は同じことで悩んでいることを知りました。
この出来事は私の運命を変え、使命を与えてくれました。
「障害のせいで生きづらい思いをしている人々の助けになりたい」
私は腹の底からそう思いました。
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実は私が自立に向かうきっかけをくれたのが看護師の存在でした。
闘病時代、暗くなりがちな病棟で明るく振る舞ってくれた看護師の皆さん。
ときに優しく、ときに厳しく、ときに一緒に泣いてくれました。
(写真は、障害者になった直後の僕を支えてくれた看護師のうちの2人。いまでも名前を覚えていて記憶に残る看護師の方たちです)
看護師の人たちの支えがなければ私の自立はもっと遅かったか、あるいは生きていなかったかもしれないと思います。
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そんな私は看護師ではありません。
でも、思いに共感してくれた看護師の仲間が、今日も地域で生きづらさを抱えた人たちをサポートをしています。
くらしケアは精神科訪問看護と相談支援、居住支援などの手段をフル活用して地域から生きづらさを無くしたい。
そしていつか社会を変えたいと考えています。
あなたの看護の力でぜひ仲間に加わってくれたらうれしいです。
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