「ちいさな島根シリーズ」新しい作品ができました!
おはようございます。
昨日は事務所にて、ものづくり作家のRさんとの打ち合わせでした。
Rさんと言えば「ちいさなもの」「変わったもの」を作るミニチュア作家という印象がありますが、実際は革小物・アクセサリー・バッグ・家具など、つまりは「なんでも作れる」作家なのです。くらしアトリエのスタッフとしても、施設のちょっとした修繕とかもしてくれる頼もしい存在で、「こんなことに腕を使わせてすまんね」というようなこと(窓の隙間を埋めるとか、ちょっとした棚を手作りするとか)も、快く引き受けてくれます。
Rさんのものづくりには、Rさん自身が「こういうのを作りたいんだけど」と企画を持ち込んでくれるものと、私たちが「こういうのを作ってほしいんだけど」と制作の依頼をするものと、おおまかに2種類があります。はじめに「変わったものを作る」と書きましたが、Rさんが作る「変わったもの」は、ほぼ私たちが依頼したもの。
恐ろしく小さな焼きサバとか、樹脂の中に米粒やパスタが入ったボタンとか。
私たちが「こういうのが欲しいんだけど」と言った場合、Rさんはいつも初めは「え~、そんなん作れるかなあ」と懐疑的なのですが、「作れるに決まっとる」「誰だと思ってるんだ」と私たちがプレゼンテーションをして、その間にRさんが素材や形の作り方をあれこれ考えてくれる…そして後日、こちらの想像の斜め上を行く試作ができあがってくる、というのがいつもの流れです。
先日、私たちが「作ってほしい!」とプレゼンをしたアイデアについて、試作ができたよ、と事務所まで持って来てくれたRさん。
「ちいさな島根」をブローチにしてくれました!
灯台と、青空を翔るウミネコたち。こちらは大きめのサイズで、キャンバスバッグとかにつけたらかわいい!
服に着けるような小さなサイズのものも作ってほしいとお願いをしました。
そして、スタッフが懇願した「割子そば」ブローチ。ち、ちゃんとできている…忠実に…でもかわいい。服や帽子につけやすいよう、半円形に。
そばもネギも、ちゃんと見えます!Rさんいわく「上手にできた!自信作」とのこと。
島根愛にあふれすぎるこちらのブローチたち、「シマシマしまね」オープン時には皆さまに見ていただけると思います。普段は真面目に地域への誇りを語りつつ、胸には蕎麦ブローチ…みたいな、ちょっとした遊び心が私たちが目指すところ。興味のある方は、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
そして、Rさんからもうひとつ。クリスマス時期に大好評を頂いていたミニチュアベアシリーズ、新しいものを作ってきてくれました!
今回は、「本とくま」シリーズ。
絵本の読み聞かせをしているくま・自分で本の世界にひたるくま。
かわいい小物と一緒に、飾ってみてはいかがでしょうか。くまは関節が可動式なので、少しずつですが違う表情が楽しめます(立つことはできません)。
ひとつひとつ、ていねいに手作りされたこちらのシリーズも、施設オープン時にぜひ、直接ご覧くださいね。
Rさんの、15年変わらぬこの「想像の斜め上を行くものづくり」、動画におさめたい!という欲望がふつふつと沸きあがっています。本人は「誰にでもできるでしょこんなの」と言っているので、そんなことない!というのを証明するためにも、ぜひ撮影クルー(私たちですが…)を送り込もうと企んでいます。それもぜひ、お楽しみに。
さて、今日は出雲市方面へ出かけます。皆さまもどうぞ良い1日をお過ごしくださいね。
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