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田中ちあきさん、八木由美子さん、石田裕哉さん、朴禾さん。豊かなうつわの世界。

おはようございます。

いよいよ、「うつわと暮らしを楽しむ日々。」の開催まであと1日となりました。

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昨日は施設を掃除して、うつわを配置したりしてみましたが、それぞれに魅力があって、どれも手にとっては「いいなあ」をつぶやく、という幸せな時間でした。

なお、15日(金)は「シンプルパンとパン皿の日」ということで、松江市宍道町「HakuSen」さんと出雲市「朔のカンパーニュ」さんのパンの販売を予定しています。

施設は10時オープンですが、焼き上がりの時間などの関係上、パンの販売時刻は11時30分とさせていただきますので、お間違えのないようにお願いいたします。いくつかお問い合わせを頂いている駐車場については、Instagramのハイライトにも記載しておりますが、またこちらでもお知らせさせていただく予定です。


さて。毎年いろいろな作り手の作品をご紹介しているシマシマしまねのうつわイベントですが、ご縁があり、今年初めて取り扱わせていただけることになりました、田中ちあきさんのうつわ。

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以前、鳥取へ出かけた際に少しご紹介したことがありますが、覚えていらっしゃるでしょうか。「かわいいうつわの展示会がある!」と聞きつけ、田中さんが在廊されている日を狙って鳥取市まで出かけていき、直接交渉させていただいて、今回ご紹介させていただけることになりました。

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田中さんのうつわは、先に紹介した「牧谷窯」の杉本義訓さんと同じ、「練り込み」という技法によって作られています。

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土を模様をイメージしながら合わせて組み立てていき、金太郎飴のようにして成型していくのが「練り込み」ですが、牧谷窯さんとはまったく違う表情のうつわで、あらためて作り手の個性と、その個性が放つ印象の違いを感じさせてくれます。

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田中さんがモチーフにしているのは、イワシやウサギ、オオカミといった動物たち。そして、小花などの自然も題材にされています。細かくデザインにそって組み立てて、ちょっと「ブサかわ」とも言える模様に描き出し、作品にされています。実際に作っておられる様子を少しだけ見せていただきましたが、出来上がり図をイメージしながら組み立てる作業は、飾り巻き寿司に似ているなあと思いました。

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色もポップだったり、ちょっと他にないような青だったりと、陶芸というより絵画やイラストみたいなイメージ。シマシマしまねの施設に並べてみても、そこだけ明るい色合いの空間が広がって何とも楽しい!きちんと計算しつくされた模様とはまた違った、ちょっと抜け感のあるかわいさは、田中さんならではだと思います。島根でのご紹介はおそらく初めてなのでは、と思います!ぜひ手にとってご覧くださいね。

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そして、おとといも少し紹介しましたが、米子市の生活雑貨店「ティズ・クレイ」さんからは、沖縄の八木由美子さん、熊本の石田裕哉さんのうつわをたくさん、お預かりしました。オーナーさんが自らセレクトし、良いと思うものだけを紹介されているクレイさん。その審美眼に、私たちも良い刺激を頂いています。

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八木由美子さんの伸び伸びとしたやわらかな雰囲気の作品は、女性らしいデザインで、手に持った時の心地よさが特徴です。沖縄のうつわならではの、お求めやすいお値段も嬉しいですね。フリーカップやおちょこなど、いろいろな使い方ができそうな作品が届いていますので、この機会にお試しいただければと思います。

また、石田裕哉さんの器はコバルトブルーや黄色の鮮やかな色合いと、ろくろ型という製法で作られる細かな文様が特徴。和でも洋でも使い勝手よく、重宝しそうな作品がそろっています。かぼちゃの煮物やナスの揚げびたしとかをさっと盛り付けると、きっと映えるだろうなあ…とわくわくするお皿だち。軽くてちょっとはかなげな印象もありますが、食卓に置くとぱっと華やぐような力強さもあります。毎年、とても人気の作品で、施設でも目を惹く鮮やかさです。ほかにも、昨年もとても人気だったマットな黒いうつわも。

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さらに、こちらも毎年素敵な作品を届けてくださる、広島県の朴禾さんのうつわ。「パン皿」というテーマを誰よりも楽しみながら創作していただき、角食にはこんなお皿、ベーグルはこれ、ワンプレートの朝ごはんにはこんな感じ、と、イメージを膨らませて作ってくださいました!(写真はお借りしました。)

土を採取するところから自ら行っておられるので、作品にはどれも素朴なあたたかみがあり、色合いも何とも言えず雰囲気があって大好きです。ご本人とお会いすると、ああこの人が器を作るとこんな作品になるだろうなあ、と納得してしまうというか、前向きで、ユーモアもあって、何よりご自身が暮らしをめちゃくちゃ楽しんでいらっしゃるのです。

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作品ができました!というご連絡を頂いたときには、「今日は小麦の種まきをしました。パンも焼きました!」と教えていただきました。パン皿を焼くだけではなく、小麦も育て、パンも焼く…なんと豊かな暮らしでしょう。

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そんな女性が作ったうつわ、きっと、間違いなく、食卓で活躍してくれると思います。

…こうして毎日、いろいろな作り手、いろいろな作品をご紹介していますが、「土」という同じ素材で作るのに、どうしてこんなにも多種多様なものづくりが生まれるのだろう、と、作り手の皆さんの技術や心意気に頭が下がる思いです。「食器」というツールとしての意味合いだけではなく、もはや暮らしを彩る大切な存在だと言える「うつわ」。お気に入りのものがあるだけで、ごはんを作るのが楽しくなり、写真を撮りたくなる…まさに、暮らしを楽しむためのパートナーのようですね。

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皆さまにもぜひお越しいただき、それぞれのお気に入りに出会っていただけたら嬉しく思います。

イベント「うつわと暮らしを楽しむ日々。」は、あす11月14日(木)から。会期中は火・水曜日がお休みとなります。(シンプルパンとパン皿の日は、明後日金曜日です)どうぞ、お楽しみに。

サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。