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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

ひとりで楽しむことの価値。

3月くらいから、自分たちならではの「ニューノーマル」のあり方をいろいろと考えてきましたが、そのうちのひとつが、より多様性が認められる社会になるのかも、という期待でした。 具体的には、「ひとりでいることが良しとされる社会になるのかな」という期待です。 「大勢で楽しむ」ことと「ひとりで楽しむ」ことは、これまで同じ価値を持ってなかったように感じていました。 すなわち「大勢で楽しんだほうがいいじゃん」という圧が、ひとりが楽しい人々に少しずつストレスを与えているんじゃないか、とい

「支援と支配は紙一重」から考えたこと。

朝はNHKの連続テレビ小説を見るので、自動的にその後の「あさイチ」が流れていることが多い我が家。 けさはルポライターの杉山春さんが出演されていて、児童虐待などのお話をされていました。外出自粛が求められる中で虐待やDVなどのトラブルが増えているのでは…とも言われていて、見えにくい問題であるがゆえに、考えさせられることも多かったのですが、掃除をしたり出かける準備をしたりしながら聴いている中で、はっとした言葉があったので、コラムで紹介したいと思います。 それは、「支援と支配は表

「本が読みたいのに読めない」を考察してみた。

2020年の始まりに際し、次のようなコラムを書きました。 「年間250冊の読書を目指します」と綴ってありました。誰が書いたんだ?私が書いたのです…ええ、書いたことは覚えています…。覚えているのですが、ぶっちゃけ読書ができていません。4月から現在まで、読破した本は全部で9冊。きゅうさつ…。 250冊への道はかなり険しくなっております。ここのところ、読みたいけど、なかなか読書に気が向かない…という状況が続いていました。 忙しくて本が読めなかったのか?…確かに昨年より忙しくな

ロマンを抱いたその先に。

今年から畑を始めた、と、以前コラムでもお伝えしました。 小さなスペースではありますが、「自分が食べたい野菜」を育てようと、ズッキーニ・さつまいも・パプリカ・ルッコラなどを少しずつ植えています。素人なので正解が分からず、ネットで検索してはおろおろしながら(失敗もありつつ)楽しんでるところです。 オットは私よりも野菜作りに関しては初心者なのですが、「根菜」を作ることが夢だそうで、さつまいもが順調に育っているのを見てホクホクしています(さつまいもは誰にでもできる野菜ナンバーワン