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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2019年4月の記事一覧

「輝く王冠の島」〜シマシマしまねに隠岐の産品が少ない理由。

「いま、「シマシマしまね」のショップコーナーで取り扱っている商品のうち、隠岐の島で作られたものは「崎のみかんジャム」とamairoさんのアクセサリーだけ。 このみかんジャムがものすごくおいしくておすすめなのです! ※定番商品の「舟ピロー」は、隠岐に向かうフェリーで使う枕、ではあるのですが、実際に製作されているのは松江市の「眠りの専門店 たにや」さんです。 このみかんジャムは「海士町」で生産されています。隠岐にはほかにも「隠岐の島町」「西ノ島町」「知夫村」という3つの町村

ポテチも食べます ~カテゴライズの話。

2005年に「ていねいな暮らし」というコンセプトで活動を始めた当初、くらしアトリエは任意団体で、女性ばかりのグループで、事務所もなかったため、それを「仕事」だと思っていただくのにはとても苦労しました。そんな、いわゆる9時−5時で会社にスーツを着て会社に通うのが「仕事」である、という、少し前の価値観の時代の話です。 出会う方(特に男性)に良く聞かれたのが、 「くらしアトリエさんって、おやつは全部手作りですか?」 「ポテチなんか食べませんよね?」 「ハンバーガー食べないで

人生の先輩からのエール ~素敵な60代を迎えるために。

「シマシマしまね」オープン1週間前の今日。スタッフは、広島県安芸高田市におりました。 本来なら島根各地に出向いて、仕入れやら取材やらをするべきなのかもしれませんが、オープンしたらなかなか伺えない場所へ今のうちに行っておきたい、という気持ちが強く…いくつか立ち寄ったのですが、そのひとつが大好きな場所「tentenhouse」さん。 奥さまの野依さんが手織り機で素敵な作品をつくり、ご主人はカメラマン。数年前に安芸高田の土地に出会い、ちいさな家を建てて、ゆっくり流れる時を楽しみ