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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2019年2月の記事一覧

家づくりって何だろう。

皆さん、お住まいのお家は一軒家ですか?マンション?アパート?社宅? 暮らしの中で「住」の占める割合ってすごく大きいな、と20代から30代にかけては考えていました。その時期に「家づくり」という一大イベントを経験し、住み始めて10年近くが経ちます。間取りにこだわり、何度も何度も図面を描き直して(工務店さんに伝えるために自分で方眼紙に図面を引いていました)、完成した我が家。 自分たちで考えた間取りだし、子どもたちが巣立ったらかなりがらーんとするなあ、何なら減築したいなあ、と考え

三隅の地粉+雲南のそば粉=島根のおいしいお蕎麦、の公式。

浜田市三隅町で無農薬の小麦を育てる「あいの会」さんと、雲南市掛合町の蕎麦打ち名人「松笠そば」さん。今日のコラムは、そんな両者の出会いのお話です。 2017年の秋に、拠点である「はたひよどり」で開催したイベント「展望台マルシェ」。 覚えておられるでしょうか、企画のひとつに、地元・雲南市掛合町の「松笠そば」の出店がありました。県外でのイベントでも引っ張りだこの「松笠そば」、実は、蕎麦を作ってくださっているのはくらしアトリエスタッフIさんの義理のお父さんなのです。 お義父さん

心地よい距離と間合いで。 ―「ちゃん付け」しないけど仲は良い。

くらしアトリエは現在、スタッフ10名以上が在籍しています。うち男性は3名。女性が中心のNPO、と言っていいと思います。 最初に出会った3人と、そこから出会いを経て1人ずつ増えてきたスタッフたち。集まれば、活動についてだけではなく、子育ての話・新しくできたお店の話など、他愛もない世間話もたくさんします。 そんな、はたから見ると「仲良しの友だち」のような女性スタッフどうしが「○○さん」「△△さん」と呼び合っていることに、時々驚かれることがります。「なんでそんなに長い間一緒にい

人生を変える…とまではいかないけど、暮らしを楽しむヒントになるエッセイ。

普段は小説を読むことが多いのですが、たまーにエッセイというものを手にとることがあります。 書いた人の主観でものごとが書いてあるので、合う・合わないがあると思いますが、思考をリフレッシュしたいときとか、がっつり読書は気分が乗らないけど、何か読みたい、というときにぴったりなのがエッセイ。 私が過去に読んで、心に残った本を何冊かピックアップしてご紹介します。 ※若い頃から今までの人生で出会った本なので、中には今の時代に合わないものもありますが、ご容赦を。その時その時で、人生を