『中村佳穂を観た』 2019.02.19 覚え書き
----------------------------------------------2019.02.19 渋谷WWW
「中村佳穂をバンドセットで観た」
それ以上の言葉が私にはもう言えないくらい完璧な、あれが「おんがく」だった。
彼女の身体は「音・楽」になっていて、動く体も発する言葉もため息も息継ぎさえもグルーヴとなって昇ってく。かっこいい。楽しい。嬉しい。気持ちいい。懐かしい。
彼女はどこでどの音が鳴ればいいかを知っている。
喋り(MC)でさえも彼女が鍵盤を叩くと同時に怒涛の歌詞となり、泣くか、踊れるほどの「おんがく」になる、
しかも、それが全て彼女の持つ「日本語」であった事が誇らしかった。
走馬灯のような速さで、私達を許しながら鳴らされた、カラフルな色した音の波に、俯瞰する事も忘れて、ただただ、凄いものを体験してしまった!って、言葉すら失くして、腰を抜かしながら、頭を「許容範囲」という壁に打ち付けつつ帰った。
今日を上書きしたくなくて、しばらく新しい音は要らない。
そして、これ以上、私には書けません。
文:こたにな々 (ライター) 兵庫県出身・東京都在住 https://twitter.com/HiPlease7
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