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太田潤の吹き硝子くらしのギャラリー本店

2018.09.02.   

「太田潤の吹き硝子」が始まりました。
くらしのギャラリー本店では、イベントや小石原焼太田哲三・圭窯の
圭さんとの兄弟展での出品はありましたが、個展という形では初。
約450点の硝子が並びました。

定番のコップや鉢がこれだけ一度に揃うことはありません。

沖縄で学び、再生硝子で吹き硝子をされる太田潤さん。
もとの素材はお酒の瓶や古い窓ガラスなど。
硬く冷めやすい特徴があるので、形が定まりにくい素材ですが
流れのなかで生まれる形が楽しい硝子だと思います。

今回は大きなものもたくさん作ってくださいました。

DMになった栓付瓶と同じ金型からつくられた瓶。
金型の中の凹凸が味わい深いです。(完売しました。)

コロンとした丸さと蓋のおさまりも良い虚無僧壺。(完売しました。)

てっぷりした丸さの線巻の瓶。
高さ約24cm。

人気の小さい花入れもたくさん並びました。


潤さんの硝子は「作った」というよりも、「出来た」というような自然さがあります。
歪みに嫌味は無く、むしろ楽しい。
会期は9日(日)までです。
ぜひお手にとってご覧いただきたいと思います。

山本