意見を持つと好循環。コツは自信回復と情報収集

最近会社の会議や、上司との報告・相談の時も自分の意見を言えるようになってきた。これですごく好転しています。 意見を持てることが好循環のポイントだと思いました。

 自分の意見を持てると何が良かったか?

 

  • 発言、主張できるようになる

  • 質問もできる・切り込める

  • 有力な情報が得られる

  • 全体感が見えてくる

  • 主体的に仕事が出来るようになる

  • 当事者意識が強くなる

  • 先がさらに見通せる

 

特に当事者意識で仕事することは、重要なことは前々からわかっていました。しかしその気持ちで挑むものの当事者意識を持ちきれない。これがなぜか?分かりませんでしたが、「意見を持ち、発信する」これが出来るようになって、一気に当事者意識を持てるようになりました。

 

そこで意見を持てるようになった経緯を振り返ります。

 

  • 意見とはなにか?

  • 自信を持つには?

  • 情報収集する

  • 注意!情報と意見は違う


 ■意見とは何か?

そもそも意見とは何か?ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」では、意見とは正解がない問いに対して、賛成か反対か。Yes or No。自分の立ち位置を示すこと。とあります。

 

つまり意見には正解がないので、どちらが本当に正しいか?は分からないんですね。つまりなんでもいいんですよね。だから人にとやかく言われても、自分が「こっちがいい」だったらそれでいいんです。しかし、分かっていても私はその意見は持てませんでした。

 

■自信をもつ

 

諸悪の根源は、自信のなさと無用な完璧主義からだと思います。何より自信がないと意見が言えません。間違っているかも。。。否定されるかも。。。意見を持つことも怖い。。。そもそも間違えてはいけない。間違える自分は発信してはいけない。

意見に正否はない。そこに間違っている・いない。を気にすること自体が間違っているのですが、そんなことは分かっていますが出来ません。。。

この自信の無さは愛着障害と、仕事などの過去の傷から来ているのだろうと思いました。

では自信を持つためにどうすればいいのでしょうか?僕の経験から3つ紹介します

・愛着障害や、パワハラで傷ついた自分を知る

・徹底的に常時アクティブリスニングする

・情報収集する

   

・愛着障害や、パワハラで傷ついた自分を知る

 

これを知らないと自己肯定感がまず上がって来ません。なぜなら、自分自身のせいだと思ってしまうから改善の余地そのものがないように思うからです。 

しかし愛着障害や、パワハラによって、自分が傷ついていて、その暴力を回避するために見つけた処世術で今の自分の習慣ができている。だから、今意見を持てない。自信がない。
 

そう気づくことで、「自分のせいじゃないんだな」と思えます。そう気づくだけで随分と救われます。解放される感じでした。

・徹底的に常時アクティブリスニングする

アクティブリスニングがなんで??真剣に聞く。むしろ意見は持たないのでは??そう思われるかもしれません。しかし、この真剣に聞くところがポイントです。徹底的に聞き、相手の話を理解するためには相手の意見を理解することが最重要です。

どんなことを思われてて、本当はその人は何が言いたいのか?どんなことを感じているのか?「カラスは白い」と言われたら、そうなんですね。と言います。そして理解に徹します。

この理解に徹するのが重要です。理解に徹すると、様々な意見を各々の人が持ち、それは決して否定されるものでない。もし自分と違っても、たとえ世間一般で間違えている・非効率なことだとしても、その人がその環境や経緯の中でその意見を持たざるを得ない状況であることを理解します。

そういう訓練・鍛錬を続けると、個人の意見とは非常に重要であり尊重されるべきだと気づけます。 

そうすると、もちろん自分の意見も貴重だと思えます。世の中の人全員の意見が貴重で、自分だけの意見が貴重でないことはありえません。尊重されるべきです。

もし尊重されない、しない人がいれば、不遜であり、その相手の器が小さいということだと思います。いわゆる「残念な人」「かわいそう」だと思います。おそらく自分も否定されてきて、自分が正しいんだ。と思ったことに反対意見を受け入れるのが怖いんでしょう。不運にも間違った自己防衛機能がプログラムされてしまった「かわいそうな人」であり、相手にする必要はないと思います。

これが意見を持つ基礎になると思います。「間違いなどない。自分の意見は尊重されるべき。」です。

 

・情報収集する

 これは補強です。無くてもいいけど、あれば強い。

意見を言うだけなら、間違っていても何ら問題ありません。ただし、仕事であれば意見とは解決の方向付けのための提言になると思います。

そのときに情報収集していると、あれやこれや言われない。言われても、すぐに理解でき、最適解に修正出来る。全体感が見えているというやつかもです。

これは前回のclubhouseで強く思いました。自動運転が当たり前になったとき、自動車メーカーの勝ち筋を提言しました。もちろん正解なんてありません。そして前回は考えが甘いところがありました。けれども、しっかりと調べていたので、すぐにそうだな。と思えましたし、新しい情報を踏まえて自分の意見を述べ、質疑応答はしっかりと対応できたと思っています。 

なので、情報収集をしていると、たとえ最適な回答・意見でなく、指摘されたとしても、すぐに受け入れ、修正することができます。そのため、結果として自信を持って意見を言えるようになります。

あとは情報収集をしっかりとして、自分の意見を述べることを練習し続けていると、慣れてきます。慣れてくると、どういう意見を言えばいいか。わかってきます。全体感をどう見通すか?って感じでしょうか。慣れって、つまり鍛錬・修練なので、やっぱり重要なのはPDCAかなと思います。

こんなことを続けているうちに、自信もあとからついてくると思います。勝手に全体感が見えるようになってくるので。

■注意!情報と意見は違う
 
ここで注意をお伝えします。 

意見を持とうとして、情報だけを伝えてしまうことが私は大変に多いです。これは伝えねば!!と思って、上司に報告したりしてました。このときは自分では「意見」だと思っているのですが、上司から「わかったけど、だからどうなんだっけ?」と切り返されてフリーズしてました笑

意見を持つために、情報収集していると、思いがけずレアで重要な情報を入手できます。そのときにあまりにも嬉しいし、「発見!!」と思ってしまうので、そのままあたかも自分の意見のように「発見しました!!!」と報告してしまいます。 

しかし情報は素材にすぎません。例えば、レストランで料理を待っていて、シェフから「レア食材ゲットしました!見てくださいおいしそうでしょ!!」と言われても、「食材だけ見せられても・・・」「どんな料理になりますか?」「どんな味ですか?」「もしかしてこのまま食べるんですか?食べ方だけでも教えてもらえませんか?」となります。

情報も同じで、それだけではあまり価値はありません。その情報から何を見出すか、だから自分はどう考えて、その情報を判断材料として、何を導き出すか?が重要なんだと思います。

レア食材にご注意を。。。

■まとめ

最後にまとめです。

意見を持つと好循環が生まれます。
意見を持つために自信をつける。
自信をつけるために、愛着障害を乗り越る。アクティブリスニングする。情報収集する。意見を持つことになれる。

以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?