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早春の情緒

2月ももうすぐ終わります。裏路地を歩いていたら、空き地に春の七草のホトケノザが咲いていました。ホトケノザは緑を絶やさず冬を越す越年草で、春が近づくとピンク・紫の花を咲かせます。

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空き地に咲くホトケノザ

民家の脇では、黄緑色のフキノトウが地上へ出てきています。近づいてよく見ると、小さな花が少しずつ順番に開花しています。

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フキノトウ(雄花)

倉敷駅の方面へ脚を伸ばし、老舗和菓子店ねぼけ堂に立ち寄ると、桜あんパンと、ウグイスあんパンと、桜餅と、桜の葉を練り込んだやわらかい羊羹と、菜の花とタマゴサラダ、が店頭に出ていました。ピンク・紫と、穏やかな緑と、淡黄色が、早春の調べです。出来たてなので、桜の香りが漂って、お味は、くっきりしていました。

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早春の和菓子とパンと惣菜(ねぼけ堂)




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