見出し画像

イチゴと醤油〜小橋順明さんの器と共に〜

冬のバラが咲き始めました。なんだか、色づき始めたイチゴみたいです。

画像1

と、思ったら、福岡からふるさと納税の返礼品の「博多あまおう」が届きました。小橋順明さんの青備前の台皿に盛ると、赤色がすごく映えます。

画像2

いちごはとても甘くて、練乳はいりませんでした。


番外編

小橋順明さんによる、備前焼の、おしょうゆさし、です。液たれしない、量をキレよく調整できる、が売りです。

IMG_7505のコピー

では、使い勝手だけでなく、この、おしょうゆさしを使うと、醤油の味はどうなるか、とことんこだわってみたくなりました。

小橋さんの窯は備前市香登本にあります。そこで、同じ土地で生まれた醤油と相性がよいだろうと考えて、香登本で醸造されている鷹取醤油を、醸造所内の直営店で購入しました。

鷹取醤油は、塩味がマイルドで甘みと旨味が強いように調合されています。大手の醤油と比べると、さらっとしていて、えぐみがない感じです。

そんな鷹取醤油を、ガラスのしょうゆさしから、小橋さんの、おしょうゆさしに移してみました。するとどうでしょうか!醤油はさらに、まろやかにやさしい感じに変化しました。さわやかに、薄く、均一に舌表面を拡がる感じがあります。

成分を分析して要素還元的に比較したわけでも、粘性などの物理特性を調べたわけでも、二重盲検法で検証したわけでもありません。もちろん製品の能書きにはないことです。ですが、自分の審美眼を信じて、醤油の品位を上げてくれる逸品として、お勧めです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?