御堂筋のイヌホウズキ

イヌホウズキは、宮沢賢治の童話、「よだかの星」の「よだか」のようです。小さな白い花を咲かせますが、その葉は黒ずんでいて、虫に食われて穴だらけです。実は黒く、毒があります。大都会の街路樹の根元で辛抱強く生きていました。

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大都会のイヌホウズキ(大阪御堂筋 2020年1月)


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よだかの星(三橋節子 1971年):どくだみ会・再編集:三橋節子画集. こぐま社. 2013, 

三橋節子:日本画家。右鎖骨平滑筋肉腫のために、1975年に35歳で死去した。その生涯は、2020年1月11日、テレビ東京系列の番組「新美の巨人たち」で全国放映された。主な作品は、滋賀県大津市の長等創作展示館・三橋節子美術館で常設展示されている。


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