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陶芸作家、岡島光則さんによる作品の紹介

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岡島光則さんは倉敷出身の陶芸作家です。京都工芸繊維大学大学院を修了後、技術者として勤務の後、陶芸の世界に入門されました。現在、倉敷市大島に工房を構えておられます。岡島さんは、いわ…
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#アートスペースじじ

もしも・・アンリ・マティスの世界が、石原路子・ワールドだったら・・その2

アンリ・マティス(1869〜1954)は20世紀の美術史を代表する巨匠です。84歳の長命を全うし、その長い画業のなかで、ひとつのやり方にこだわることなく、あらゆる技法を取り込み、新しい技法も発明しました。 日本では今年、東京上野の東京都美術館において20年ぶりとなる大規模なマティス展が開催され、質量とも世界最大規模のマティス・コレクションを誇るパリのポンピュドー・センターの所蔵作品が大挙して来日しました。1) 過日、そのようなマティスの作品を鑑賞していると、突然、石原路子

岡島光則さんの信楽焼

画像は、倉敷市大島に窯を構える、岡島光則さんによる、信楽焼きの三つ子の茶碗です。自然の土で作陶された器は、同じ土で、焼成条件を比較的一定に保つことができる電気炉で焼いても、一品一品違う仕上がりになるそうです。 岡島光則さんによる三つ子の茶碗 ちょうど岡島さんが、倉敷市本町の「Art space 路ゞ」に「三つ子」を納品されていたところでしたので、器の産みの親と対面できました。 岡島光則さんと筆者(Art space 路ゞの店内で) 岡島さんは倉敷出身で、京都工芸繊維大

岡島光則さんのお皿で、行く初夏を惜しみました

日差しが強くなってきました。夏が近づいています。 倉敷市大島の岡島光則さんの、川面がきらめくような涼しげな色をしたお皿を初夏の風情に見立てて、こころよい初夏を惜しみました。 お皿には、和気町の「エコファーム彩(さい)」からやってきた、木の芽を取り合わせたおにぎりと、 地元、倉敷市白楽町のおはぎ専門店、「天領」のおはぎを載せてみました。 追伸 夏がやって来ました。 岡村光則さんの川面がきらめくお皿で、訪れた7月の風情を楽しみました。 お皿には、緑色のずんだ餡を透明な