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ルッキズムに汚染されているのは誰?

コラム793:ルッキズムに汚染されているのは誰?

 政治家の麻生太郎が、外務大臣の女性に対するコメントで、「おばさん」と呼び、「きれいな方とは言わない」などと外見を揶揄したニュースが気になります。でも、それを報じる大新聞やテレビも、ルッキズムに汚染されているのでは?とも思うことがあります。

 小説家、評論家、学者など、外見は関係ない記事やニュースの場合でも、必ず麗しい写真が添えてあったりして、おかしいな、と思うことも多いです。ニューヨーク・タイムズ紙は、署名記事に写真を添えるかどうかを選択できる様子で、写真があったりなかったりします。

 ということを気にしすぎる私の心も、また、ルッキズムに汚染されているかもしれないな、とも思いました。自分の容姿に自信がなく、美しい同世代に嫉妬しているのかも。自分に自信をもって、こころから外見の判断から自由になりたいな、と思ったのでした。

2024年2月2日

クララ

 

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