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睨んでるの?……今日は寝すぎたんじゃないの❣

帰ってきたらクララが妹といっしょに寝ていた。

今年の冬は気持ちが沈んでいるから、買い物に行くのも楽しくない。

懐も寒いから、食材を買うのも考えてしまう。

こんなはずじゃなかった、とは思わないが、毎日、いつまでここに住んでいられるのかと考えるとため息しか出ない。

妹は経済的なことを考えないから、欲しいものは買ってしまう。

「そこが子どもなんだから、仕方がないでしょ。来年は破産だね」と心療内科で先生に言われたが、なんとなく、どうにかなりそうな気がしてしまうから不思議だ。

若いころは、どこからか助け船のように仕事が舞い込んできたから、年寄りの私にも仕事が舞い込んでくるのではないかとたかをくくっている。

きっと神さまが助けて下さる。それは生活保護ではなくて、仕事であると信じたい。

書くことが仕事になるように、と祈りたい。

どうにかして、猫を守らなければ、生活保護ではペットは飼えない。

クララを手放すなんて考えられない。

以前、通っていた教会の牧師に生活保護を勧められて、すごくショックだったのは家には猫がいたからだ。

なぜ、仕事が見つかるように祈りましょう、といってくれなかったのかとがっかりしたのだ。

やることをやらずに楽な方法に逃げたくはない。

妹を介護しているからといって、仕事を探さなかったのは傷つくことから逃げたかったからだ。

あきらめちゃいけない。

経験を生かした作品が書けますように、祈ろう。

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