見出し画像

気象予報士試験 独学一発合格体験記 #7 参考書:実技

2023年8月に行われた第60回気象予報士試験に独学で一発合格しました。
その記録を適当に書いていきます。


今回は「実技」の勉強に使用した参考書について具体的に記載します。
試験全体をとおして利用した参考書やWebサイトについては以前記載してますのでそちらも参考にしてください。(#2 参考書・Webサイトまとめ


なお、参考書(テキスト)は「かんたん合格」シリーズを使用していましたが、他のシリーズの本を見ていないためどのシリーズが良いのか正確なことは分かりません。
以下に記載する感想は、他の一般的な書籍や試験の参考書と比較した場合の感想になります。


メインの参考書(テキスト)としては「気象予報士かんたん合格テキスト 実技編」を使用していました。

こちらの本は、先日説明した「専門知識編」と同じく、説明も詳細で分かりやすく、率直に言ってお勧めです。

お勧めの理由を具体的にいくつか書くと、
①天気記号等、実技を解く上で必要な知識がしっかりと整理されている
②衛星画像や各天気図の見方等の情報もしっかりと整理されている
③実技の解答の仕方や採点方法について詳細な説明がある
④テーマ別に演習問題があり、それぞれ良く考えられている
といった感じです。


特に④のテーマ別の演習については、最初は過去問だと思って解いていたのですが、後から過去問ではなくオリジナル問題だと気が付きました。
それほどのクオリティを持っていると思います。


注意点としては、③に関係しますが、解答の記述方法はこちらのテキストの記述ではなく、過去問の解答例を参考にした方が良いという点です。

説明するのが難しい部分がありますが、解答の仕方が実際の解答例と微妙に異なっていると感じる部分があり、解答の書き方としては過去問の解答例を優先すべきと考えます。

まあ、過去問も同じような問題でも回によって解答の書き方が違ったりして統一感がなかったりもするのですが。


あと採点方法について詳細な説明があり、過去の解答者の合否を基に算定しているようですが、これが正確なのかは分かりません。

このテキストの記載が間違っていると言いたいのではなく、個人的に採点基準が未だに不明であり、最近の採点方法はこのテキストが書かれた(2012年)時から変わっている可能性もあるためです。


簡単ですが今回は以上になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?