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気象予報士試験 独学一発合格体験記 #13 実技 勉強法②

2023年8月に行われた第60回気象予報士試験に独学で一発合格しました。
その記録を適当に書いていきます。
体験記の記載は今回で最後となります。


最後となる今回は、実技の勉強法について前回に続いて記載します。

勉強法についてはこれまで何回か記載してきましたが、それらを踏まえた上で、実技をどのように勉強したかについて具体的に記載します。

前回記載しましたが、試験合格の鍵は実技だと考え、実技については手厚く対策をしました。
その内容について記載します。


①過去問の解答まとめ

実技の記述式問題は、何を書けば良いのか求められる内容が独特な感じがし、解答例に近い解答を記載できるようになるにはコツというか慣れが必要だと感じました。
また、配点も高いと思われることから、特別な対応が必要と考えました。

そこで、以下のようにエクセルに解答をまとめ、解答方法を整理しようと考えました。

問題文と解答例に加え、問題の分類と文字数を記載し、更に解答のポイントになりそうなことをメモしました。

が、結果的にはエクセルにまとめただけで、その後に活用するといったことはしませんでした。

理由としては、
・単純に試験前に時間がなかった
・過去問を解く過程でなんとなく解答の方法が分かってきていた
・解答の細かい点については解答例に一貫性がないように思えたので、そこまで突き詰める必要はないと考えた

といった感じです。

ということで効果があったのかどうかは不明です。
まあ、まとめる過程で記憶に残ったという可能性はありますが(基本コピペで作ったのでそこまで記憶に影響しているか不明ですが)。


②間違えやすいパターンの整理

実技の問題を解く中で、「こういう間違え方をしやすい」という傾向があることに気が付きました。

そこで、実技の特有の解答方法も踏まえそのパターンを整理し、こちらもエクセルにまとめました。

具体的な内容をいくつか例示すると、以下のような感じです。

■前線図解
・降水があるところまで引く
・風向のシアーも見る
・低圧部はキンク

■解答方法
・等温線等の領域を表す場合は「以上」「以下」と示す
・位置関係は「ほぼ」と付けた方が良い

■ケアレスミス
・「東」と「西」を反対にしがち
・回答単位(10、50等)に従う


こちらのまとめは①と違い、実技の試験直前でも読み直して試験に臨みました。
結果的にはまとめた内容についてのミスはなく、効果はあったのではないかと考えています。


実技については以上のような対策をしていました。
①については結局はただ整理するだけとなってしまいましたが、記述方法に慣れる必要があるという観点は正しかったと考えています。
②も含めて、対策の方向性としてはそれなりに意味のあることをやったと自負しています。


最後に

合格体験記ということで書いてきましたが、真面目に書き過ぎたせいか全部で13回になってしまいました。
読んでくれた方の参考になるかは不明ですが、試験に合格するという目的達成のために、これまで学んだことや経験を活かし、それなりに効果的かつ効率的なことをやってきたと自分では考えています。

以上になります。

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