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【レポート】吉祥寺・ブックマンションでゲスト書店員をさせてもらった話

4月28日(日)、吉祥寺・ブックマンションの棚主である「ぺろきち商店」様に、倉貫書房特設ブースを作っていただき、倉貫さんと私をゲスト書店員として呼んでいただきました。
 
ブックマンションは、2019年7月にオープンしたシェア型の本屋さんです。
本棚を貸出し、借りられた方が定期的にお店番をする形で運営が成り立っています。

棚主の「ぺろきち商店」さんは、2021年度グッドデザイン賞を受賞した『吉祥寺かるた』をはじめとするゲームや雑貨を販売する、『「あそび」と「デザイン」でコミュニティを楽しく育てる』をモットーとするお店です。
5月12日まで、井の頭線1編成をジャックした「吉祥寺かるた列車」も走っています。

倉貫書房の第1冊目『私はロボットではありません』は、主にBASEで販売しているのですが、ブックデザインは鈴木成一デザイン室、イラストレーションは大桃洋祐さん、と、素晴らしい出来上がりなので、本を愛する方々に手に取っていただきたく、直取引でお取り扱いいただける書店様にも置いていただいております。

<お取り扱いいただいている書店様(5/2現在)>
荻窪・Title様(完売)
広島江田島市・MIN-NANO BOOKS様
蔵前・透明書店様
西五反田・フラヌ―ル書店様
吉祥寺・ブックマンション / ぺろきち商店様

さて、当日ですが、13時~17時の営業のため、12時に集合し準備を始めました。事前に、ポスターを作ってくださっていたのですが、既にラミネートしたものを作成いただいておりました。神。

素敵な似顔絵を描いていただき、すごく嬉しい。

特設ブースを作ったり、空調を調整したり、「本屋」で検索して見つけたプレイリストをBGMに設定したりして、準備完了。
13時の開店前にはお客様がいらっしゃっていたので、少し早めに開店しました。

この看板を掲げたら開店

三連休の中日で天気も良かったので、あまりお客様は来られないかも、と心配していたのですが、さすが吉祥寺。人通りも多く、この4時間でお客様がいない時間は、ほぼありませんでした。
ブックマンションを知っていて1時間くらいじっくり見て購入される本屋さん・本好きの方(私と同じ行動パターン。笑)から、通りがかって初めて立ち寄られた方、デートのついでにいらっしゃった方など、いろんな方がいらっしゃって面白かったです。
納品に来られた棚主様たちともお話できたことも、すごく良かった。
SNS等を見て来られる方を想定していたのですが、倉貫書房を知らない方にもお買い上げいただき、お仕事にも良さそうとか、社会人3年目までのお子様がいらっしゃるので薦めたいと言っていただけて嬉しかったです。
ブックマンションを知っていて来られたお客様とは、吉祥寺の素敵な本屋さんの話や、お薦めの本の話もできて、とても楽しかったです。

倉貫書房特設ブース
倉貫さんの既刊と、吉祥寺かるた・まちカタルカ・元カレかるた。
カップルのお客様が、元カレかるたを手に取られている時が楽しかった。

そうこうしている間に、あっという間に営業時間が終わりました。
打ち上げは、ぺろきち商店様お薦めの中華料理屋さんで。
楽しい1日となりました。

<おまけ>

わずかなノーゲストの時間で、ブックマンションの素敵な本に夢中になる書店員たち。

<おまけ② 吉祥寺プチ本屋巡り>
吉祥寺には、素敵な本屋さんがいっぱいあります。
今回は時間がなくて、少しだけなのですが、ご紹介を。
吉祥寺の人たちから必ず聞く、ザ・町の本屋さん「BOOKSルーエ」さん。
午前中から開いているので、お店番の前に立ち寄りました。
さすが夏葉社さんの地元ということもあるのか、島田さんのサイン本を入手できました。
そして、ぺろきち商店さんの商品も販売されているので、『まちカタルカ』を。中学生の頃からまち歩きが大好きで、今もいろんなまちに行くので、これで地元の人たちと語りたい。

「BOOKSルーエ」さんで購入
くぐつ草で腹ごしらえして、ブックマンションへ

ブックマンション閉店後、打ち上げ前には、「百年」さんへ。
おなかが減っていたのでさらっと見るだけにとどめましたが、ゆっくり来たい。ぺろきち商店様も私も「時間が溶ける店」という共通認識のお店です。


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