じゃあ、もし俺が打たなかったら?
引退を決めてから数ヶ月が経過してボールもバットも持たず、ひたすらペンと本を手に持つ生活をしています。
選手の立場では言えなかった事も少しずつ話していけたらいいなぁ。なんて思ってます。
あくまで批判とかではなくてミーティングなどで指導していただいたことをみんなに共有していけたらなと思って書きます。
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2020年のシーズンを自分はプロ野球独立リーグのルートインBCリーグに所属する
「オセアン滋賀ブラックス」でプレーした。
そこではNPBで15年以上プレーし、独立リーグのコーチを9年ほどしていた野手コーチがいた。
監督はピッチャー出身だったため、主に野手の指導はそのコーチによって行われた。
そのコーチの存在は以前から知っていて、ドキドキしながら滋賀に入団を決めたことを覚えている。
そのコーチに教わったことをこれからまとめていく。
まず1番に衝撃だった出来事は
ある試合で自分は先頭打者ホームランを打った。
その後の後続は三者連続三振に倒れ、チームはそれ以降のイニングで点を取ることはできなかった。
個人の成績としては
左本塁打 空三振 ニ飛 で慣れないナイターでタイムリーエラーをしてしまった。
結果、チームは1-7で大敗した。
その後のミーティングで
「お前が打ったから負けたんだ」
と言われたことは今でも鮮明に思い出される。
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