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Instagramにおけるバズる企画の考え方

はじめに

現在大学3年生の倉成と申します。Instagramの運用に携わって2年近くが経とうとしていますが、私なりにInstagramにおいて”バズ”の要素は何かをこれまでの経験を踏まえてnoteに残していこうと思います。

今回は企画編と題してInstagramの投稿を作る際のネタとなる企画についてバズりやすい考え方のプロセスをまとめました。

0. バズるための要素とは

バズにはInstagramのアルゴリズムが深く関わってきて、バズにつながる要素は1つではないですが、ここでは簡略化させるためENG数(いいね、コメント、保存)をより獲得することでバズると定義します。
今回はENG数の中でも、保存数に特化して、保存数を伸ばす投稿の作り方を紹介します。

1. ペルソナを設定する

そもそもペルソナとは?

「ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティングにおいて活用される概念です。

実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。

今さら聞けない「ペルソナ」とは。意味やマーケティングでの活用方法、作り方も解説!

ターゲットとの違いは?

ここでよくターゲットという言葉も出てきますが、ターゲット>ペルソナになります。

商品・サービスのユーザー像を考えるという点ではターゲットもペルソナも同じですが、人物像の設定をどれだけ深くするかが異なります。「ターゲット」よりも「ペルソナ」の方が、より深く詳細に人物像を設定するのです。

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ペルソナを設定する上での注意点

どのくらい詳細にペルソナを設定するかですが、あまり詳細に設定する必要はないと感じています。
このペルソナを設定することに時間をかけるくらいなら実企画を考案する時間に使った方が断然いいです。
また、あまりに詳細に決めてしまうとこれからの企画考案において

  • 企画の幅が狭まってしまう

  • ペルソナに合致する企画がなく、ペルソナからズレた企画になってしまう

そのため、ペルソナはある程度企画を出すようになった時に、そもそもどういうコンセプトでスタートしていたのか思い出す用、またはチームで運用する場合は企画出しの方向性を合わせるための1つの指標ぐらいに捉えるようにしましょう。

2. ペルソナが決まったらペルソナに関する投稿ネタ(悩みのタネ)を考える

ここでの注意点として、ペルソナの悩みのタネを考えるということ。
自分の悩み=ペルソナの悩み
と錯覚しないように注意が必要です。

とは言ってもいきなりペルソナの悩みが出てくるとは限らないためターゲットにしている層がよく閲覧しているWebサイトや、Instagramの投稿を未漁ってインプットすることも重要です。

ここで陥りがちな落とし穴

悩みのタネをそのまま企画および企画名にしてしまうこと

その場限りの情報ではなく、後で見返したくなる情報を盛り込んで保存させるというインサイトが間違いというわけではありませんが、情報量が多すぎてもかえって離脱率が増えたり、共感性の薄いコンテンツになってしまいます

3. 投稿ネタ(悩みのタネ)からWhyを考える

Whyを考えることで投稿ネタから企画名、企画案を考えたときに
共感させる点(フックの文言)
を盛り込みやすくなります。

特に

  • 表紙(サムネイル)の画像でどのような企画なのがぱっと見でわかるようにする

  • ある程度セグメントを狭めて共感性を増させる

  • 情報を絞ることにより見返す部分(保存させたい部分)を明確にする

この3点を注意してWhyの部分を考えましょう。

Instagramの運用において運用の目的は、認知度向上、広告費削減、ブランディング、販売促進など様々ありますが、”バズ”という軸を切り取れば
内容も大切ですが、ホームタブや発見タブに乗った時に一番最初に見るのはサムネ(表紙)画像であり、そこに書いてある文言なわけです。

そのため、背景の画像が設定されていて、その上からゴシックで大きくフックになる文字が強調された表紙なら伸びると思っています。

4. 企画案から構成を考える

今回企画名を『大学合格後!ダラダラするならコレをして!』にします。
ここでフックとしている文言は”ダラダラ”であることも意識してください。

意図を持った企画内容にするためには、以下のような考え方も忘れてはいけません。
ダラダラする人のインサイト
 ・今すぐキツいことはできない
 ・でも何もしないのも焦る
 ・何かしらプラスになることがしたい。
よって
簡単にできる自分磨きを伝えよう

まとめ

いかがだったでしょうか。”バズ”のためにはたくさんの要素がありますがその中でも今回は
Whyの思考を取り上げました

  • ユーザーはなぜこう思うのか

  • どうゆう情報を欲しているのか

などユーザー視点で考えコンテンツを作っていくことの1歩として考えやすいWhyの思考を紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。


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