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建築家 石井大吾さん、返信くれた!見にきてくれた!天使!まずは40年くらい前の確認申請書を探し出すぞ。

石井さんは、初めましてで長文メール送りつけた私に、返信をくれた!
そして、まずは一度見に来てくれることに。
日にちを決めて足を運んでくれた。
「全然取り掛かれる状況じゃないじゃん。何がしたいか、何が言いたいかさっぱりわからん」ってドン引きされて、もう二度と来てくれないかも…と思いながら…荷物がいっぱいで、ごっちゃごちゃな倉庫を見てもらいながら、あれやこれや私が思いついたことをドバーッと浴びせかける。
はじめに聞いていた通り、石井さんはとても物腰が柔らかくて。
話しやすいのをいいことに、ろくに整理できていない断片的な理想とかポンポン投げつけた。と思う。

でも「面白そうですね」と言ってくれて。
本スペースの理想も話したら、「本、いいですね」って。
私のぐちゃぐちゃな思いつき、ひとつも否定されなかったし、その場では断られなかった。

「あれもダメ」「これは無理」「片付けたあと呼んで」とか、宿題がいっぱい出て「取り掛かるのは1年後くらいになりそうですね」とかなるかなーとも思っていたけれど、人柄というかキャラクター的にも頭ごなしに否定するような方ではなさそうで。
私も、相棒のおじいさんも、「優しい感じの人で良かったね」って。
スキルとかデザインの好みとかももちろん大事だけれど、考えていなかった。
そうか、人柄や相性的なことだって同じぐらい大事だわ、と気がついた。
だからこそ、会ってみた石井さんに「この方と進められたらどんなに良いか」という思いが強まる。

「建てた時の設計図や確認申請書があるといいのですが」と言われ、これはもしや引き受けてくれたのか!?それがあれば引き受けてくれるのか!?と思い、次の日に父を巻き込み家中ガサゴソひっくり返して確認申請書を見つけた。
鉄は熱いうちにと思い、その場で「見つかりました!」ってメールした。

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そしたら「次の時に確認させてください」って返信がきて、「次があるということは…!!」と、おじいさんと期待を膨らませる。

ほんとにもう一度来てくれて確認申請書を渡すと「助かります」とおっしゃっていたが、あとからあまり使い物にならないものだったということが判明。
設計段階で予定していたことのいくつか、当時の父にお金がなくて断念して計画通りに仕上がらなかったところがあったり。
建てたあとに手を加えた部分もあるみたいだし。
あるあるだろうなあ。

そうなってくると、施行が始まってからも、「ここはどうなってるの?」「なんか意味があるの?」「元がこうだと手をつけられないよ」とかジャンジャン出てきそう…ともチラッとよぎった。
築40年ほどの2階建、内装ほぼ全部リノベ、完成の日を迎えることができるのだろうか。
建て替えるほどのお金はないよー
遠い目。

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