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南面道路の土地なのに南に窓ほぼ無し!

我が家のリクエスト、9割叶えられていた

「3割叶えば良しとする」と覚悟するほど、無理難題だろうと思っていた。
「ファーストプランができたら連絡します」のまま音沙汰がなかったので、断られるのかな…とか不安もあった。
でも、ボールを先方に投げたらだいぶ楽になって、期待半分、断られるかも…って気持ち半分で断捨離しながら大人しく待った。
ら、念願のファーストプランがきて。
ほぼほぼ盛り込まれていて、おさまってる!
「プロすごい!」ってめちゃくちゃ感動した。

まだボカシですm(_ _)m
赤ペンは質問事項や、ファーストプランを見て思いついた詳細のメモ
修正希望箇所ではない

叶えてもらった私たちのリクエスト

  • 父の部屋とお風呂場を最も暖かい場所へ

  • 父の暮らしに必要なスペースを近くにまとめる

  • 父の動線、段差0

  • ゆくゆくを考えて車椅子幅の確保

  • お手洗いとかお風呂場は介助する人と入れる広さ

  • 土間リビング

  • 土間リビングとダイニングの間は格子戸で区切る←犬対応

  • ダイニング・お手洗い・洗面はパブリック←来客対応

  • 脱衣室と洗濯スペースを区切る

  • バスコートではなくなったけど脱衣室からウッドデッキ

  • お風呂場から見えるウッドデッキの目隠し

  • 2Fの夫と私の寝室から土間を見下ろす←犬対応 などなど

盛り込まれていなかったのは、「2F、お布団干したい」と、「ダイニングとキッチンを分ける(キッチンを隠したい)」くらいかな。
定まらなかったのは、母や祖父母に手を合わせるスペース。(あえて仏壇とは言いたくない)
設計士さんが予想で盛り込んでくれたアイデアにも申し分なかった。

1発OKなるか!?

ファーストプランからどんどん変わっていくんだろうと思っていたので「最初のは本当にラフでいいです」って伝えてあった。
にもかかわらず…
「2Fはこんなに広くなくていいな」とか「1Fのこのスペースをもうちょっとこっちに割り振りたいな」とか調整したい場所はあって、ちょっといじろうと思うと2Fが乗る部分の直下率も相当計算されていると気付く。
強度を保つための壁とかどれも動かし難くて、ほぼ完璧に仕上げてくれているんだと汲み取れる。
もうこれはこのファーストプランに沿って自分の暮らし方を合わせようとさえ思えてくる仕上がり。

予想外の懸念点が浮上

母がガラス張りが大好きで、今、うちはほぼ全面ガラス張り。←地震には弱い。
大掃除の時、父と窓拭きしながら数えたら小さいのも全部含めて110枚くらいだったはず。
ちなみに床から天井までの背の高い窓だけでFIXも含めて22枚。
近隣の視線、こっちは全然気にならない。
慣れちゃうし、「どうせ反射してよく見えないだろう」って思ってる。
道行く人のほうが遠慮がちに顔を背けてくれるし。
開放的な家、大好き。

高性能の家は窓少ないのも、わかってはいる。
設計士さんが「これからはますます冬対策より夏対策です」っておっしゃっていて、そこも理解している。
だから勝手に「西をビシビシに塞いでくるんだろう」と思っていたら、南道路の立地で、まさかの南に窓が1つしかない。(しかもルーバーを立てる)

南面道路の向かいは2階建てアパート。
設計士さんは「どんな人が住んでいるかわからないので」とおっしゃる。
たしかに住人の出入りも激しいし、夜中に頻繁に大げんかしているご夫婦(時々車で友達が駆けつけている)や、2人でも狭そうな間取りに海外の人5人くらいで出入りしている時もあって落ち着かないけど、裸になるお風呂周りだけしっかり目隠ししてくれれば道路やアパートからの視線は全然気にしないんだけど…
ちなみに、土間リビングからウッドデッキへ出るような掃き出し窓は東面。
主に午前中しか日が入らない。
冬、寒くないのかな…は設計士さんを信頼しているので心配していない。
これまで見せてもらった現地見学会でも、「冬場でも家の中は半袖Tシャツで過ごせて、掛け布団もいらない」を体感している。
心配なのは閉塞感。
ほぼ丸見えの大開口で暮らしてきたので、人の気配が感じられない閉塞感で父と私の気が狂ったらどうしよう…という点。

あと防犯面
今、道路から丸見えだから留守でも安心って思えていた。

だけど、見せてもらった南から見た外観のイメージ画像で、「あ、こういう“顔”に仕上げたいんだな」っていう意図が汲み取れてしまったのもあり、
南面に窓があったら台無しになりそうなファザードだったので何も言えなかった。
私、間取りや内装にこだわり強いけど、外観は無骨な倉庫っぽいのが好き
見栄えとか高級感とかに興味はない。
どちらかというと外観は、銀座のドーバーストリート内にある、川久保玲さんが出掛けたHUTっていう小屋っぽい外観で、中に入るとドーン!っていう外と中にギャップがあるようなのが理想

でも新築でこういう外観の仕上がりはオーダーしにくいし、父も夫も外観については特に要望なさそうなので、設計士さんの意図を尊重しようとは思っている。
当然っちゃ当然なんだけど、設計士さんは外からの視線をものすごく気にされている感じでもある。

ひとまず、大きめの一歩、前進した。
一歩進んだら、イメージすることがより具体的に絞れるようになって、頭の中が整理された。
が、さらに細かいグルグルが、高速回転するようになって頭が休まらない。

「着工前こそ1番楽しい時」「一生に1回」って言い聞かせて、できるだけ楽しむ。

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