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新社会人2ヶ月日記

この春社会人になって2ヶ月が経つ。
思ったことをつらつらと書いて、気持ちを整理したい。

時間が無さすぎる

まず、この一言に尽きる。
時間が無い。家に帰って寝て起きたらもう仕事である。
何もできない。

「次の労働までに、最低でも11時間は空けないといけない」というルールを見た時は、「優しいなあ」と思ったが、いざやってみるとそんなことは無かった。
疲れているので7-8時間、寝てしまう。
移動時間に片道、1時間かかる。
これだけで、もう使える時間が1-2時間しかない。不思議なマジック。

休日の時間が無い

休日も仕事の勉強をしないと、仕事のスピードに追い付かない。
しないと使い物にならないので、先輩から「まだそんなことも知らないの?」と切り捨てられる。
地味に傷つく。
しかも先輩も忙しいので(接客業)、質問に必ず答えてくれるかはわからない。お客さんは待ってくれない。

そんなわけで、休日中の仕事勉強が必然になっている。
私はこれが本当に嫌で、嫌悪感を覚えている。
何が嫌かというと、仕事が自分の体の一部になる事の「異物感」が嫌なのである。

仕事の異物感が気持ち悪い

私は、自分を構成する要素というのは、自分の行動や振る舞いから生まれると考えている。
言葉遣い、部屋、身なり、趣味、仕事。それら1つ1つにどれくらいの力と時間を注ぐか? これがその人の要素や特徴を形作ると思う。

今私は、社会人になって「仕事」が私の要素の一部になりつつある。
何故なら、1週間の3分の1(睡眠時間を削れば2分の1)を仕事に費やしているからである。ものすごい量の時間と労力。

いつか自分を説明する言葉を使うとき、「仕事」が一番に出てくる人になるのだろう。
そんな自分を想像して、好きになれるかと言われると、正直自信がない。
未知すぎて良くわからない。
周りの先輩を見ているとあこがれる先輩もいるけど、こうはなりたくないな、みたいな先輩もいる。良く分からなくなる。

毎日出社したくない、しんどい、ほんとにこれでよかったのかなどと思いながら出社する自分を見ると、猶更自信が無くなる。

そんなわけで、今私にとって「仕事」は環境をがらりと変え、かつ自分の時間や意識を侵食してくる異物みたいな存在になっている。
異物と活動時間の半分を顔合わせしていなきゃいけないので、これは相当心に来ると思う。

つまり、こんなに沢山働きたくない

もっと自分の趣味に時間を使いたいし、新しいものに触れていたい。
しかしそれすらできないほど自分が疲弊している。これが事実である。

皆はこれをどう乗り越えたのだろう。慣れと体力と気合なのだろうか。

しばらくは自分と仕事との折り合いの付け方を考えていくことになると思う。具体的には無理くり趣味の時間を作りつつ、仕事もほどほどに頑張っていく、というイメージでいる。

まずは黙って遅刻・欠勤せず出社する。
当分、これを乗り越えられたら良しとする。

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