メタバースでストレッチやホームケアの提供をした話
柔道整復師のkurakenです。
「メタバースで柔道整復師をアップデート」をテーマにお伝えしています。
これからメタバースを自分の分野に活用したい方や、メタバースやWeb3の情報、そして経験談が知りたい!という方に向けての記事です。
1.イントロダクション
現代社会において、デスクワークやスマートフォンの利用などにより、身体的な不調を訴える人が増えています。
一方で、運動不足により筋力が低下していることも問題視も。
こうした状況において、カラダの専門家でもある柔道整復師によるストレッチやホームケアの提供も新たなサービス展開として適切な方法で考える必要があります。
本記事では、私が実際にサービスとして展開したメタバースでの柔道整復師によるストレッチやホームケアの提供について体験談をもとに考察します。
2.メタバース内での柔道整復師によるストレッチ
メタバース内において、柔道整復師がストレッチを提供することができます。
仮想空間であるため、場所や時間に縛られずに、自分の都合に合わせて柔道整復師によるアドバイスを受けることが可能。
また、専門家はVR機器を使って、リアルな臨場感のあるストレッチングを提供することができます。これによって、利用者は遠隔地にいる柔道整復師によるストレッチを受けることができ、利便性が高まると同時に、身体的な不調の改善につながることが期待されます。
具体的には、身体的な不調を訴える人に対して、柔道整復師がストレッチを提供する内容です。
私が実際に行った内容は、「上半身のストレッチ講座」です。
VRChatというメタバースのプラットフォーム内で開催しました。
*所属するメタバースクリニックのワールドで開催。
参加者はVRゴーグルを所有している方限定。
(少ないと思いきや、意外と日本はゲーム文化も高い為、所有者が集まるコミュニティも多く存在しました。)
私は利用者の体調や痛みの状況を空間内でヒアリングし、状況に合わせて、適切なストレッチを提供。利用者は自宅や好きな場所で効果的なストレッチを受けることができ、身体的な不調の改善につながりました。
3.メタバース内での柔道整復師によるホームケアの提供
メタバース内においては、柔道整復師がホームケアの提供を行うことができます。
例えば、
どのようなストレッチが必要なのか?
どのような運動が効果的なのか?
など、利用者に合わせたアドバイスが提供されます。
また、利用者は柔道整復師によるアドバイスを受けながら、自宅でのストレッチや運動を行うことができます。
これによって、利用者は自宅にいながら自身の身体的な不調を改善することができ、健康的な生活を送ることができるようになります。
4.メタバース内での柔道整復師によるストレッチングやホームケアのメリット
メタバース内での柔道整復師によるストレッチやホームケアには、以下のようなメリットがあります。
自宅でのストレッチングやホームケアが可能であるため、場所や時間に縛られずに利用できる。
VR機器を使ってzoom等には無い、リアルな臨場感のあるストレッチが提供されるため、効果的なストレッチングを受けることができる。
日常生活の場所でアドバイスが提供されるため、ストレッチや運動の質が向上する。
痛みの再現性が出しやすいため、ヒアリングの精度が高い。
これらのメリットによって、メタバース内での柔道整復師によるストレッチやホームケアは、利用者にとって非常に便利なサービスとなっています。
5.実は病院がバーチャルで、自宅がリアル
私自身、メタバース内でストレッチやホームケアを提供した際に感じたことが、
「実は病院でのリハビリはバーチャルで、自宅で行うホームケアの方がリアル」
ということです。解説します。 皆さんが病院に行く際や、行った際は「痛み」が出現してから時間が経ち、日常生活とは違う場所でリハビリや施術を受けます。 本来であれば、
「痛みが出た瞬間」や、
「痛みが出現した場所」
で適切な処置を行うことで、痛みの再現性が高まります。
それが、病院で問診、評価、施術を行うと再現性としては低いのではないかと私自身は考えます。 痛みで悩む場面の多い自宅で、安心して痛みへの不安を取ってあげることが 「本当のリアル」 ではないかと思い、私自身が自宅でのメタバースを活用したホームケアを提唱する理由です。
6.まとめ
本記事では、メタバース内での柔道整復師によるストレッチやホームケアの提供について考察しました。
メタバースでのストレッチやホームケアが可能であるため、利用者にとって非常に便利なサービスであると言えます。
今回はVRを使用した内容でしたが、PCやスマホでもサービスの形は変えることも出来ます。 私自身現在では、3DCG技術の発展とユーザーの行動に合わせPCやスマホでのサービス展開を行ってます。
どちらが良いという訳ではありませんが、あらゆる場面に今は活用してみて対応シーンに合わせ使い分けていこうと考えてます。
今後、より多くの人々がこのようなサービスを利用し、健康的な生活を送ることができるようになることを期待したいと思います。
お知らせ
テキストだけではなく、YouTubeでも情報発信しています。
音声配信も行ってるので、是非ながら聴き程度に参考にしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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