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kintone SIGNPOST パターンカードの使い方「②チェックリストとして使う」

みなさん、こんにちは、前回に引き続きkintone SIGNPOST パターンカードの使い方を紹介します。

今回は②チェックリストとして使う、です。

一般的なチェックリストは「これをチェックすればOK!ばっちり!」というものですが、kintone SIGNPOSTはパターン・ランゲージという手法を参考にしているため、チェックリストとしてつかう場合にひと工夫してじっくり考える時間をとると効果的です。

まずパターンカード44枚を用意します。この時パターン番号順に並んでいる方と良いと思います。パターンカードの番号は、「ステップ番号ーパターン番号」となっていて、同じステップ内では抽象度が高い方からより具体的な内容へ、という順番になっています。

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次に、ワークカードを用意して、机の上に並べます。

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そして現在取り組んでいる「kintoneを使った業務改善」を思い出しながら、パターンカードを1枚づつ仕分けていきます。


仕分け方は簡単で、まずパターンカードの表面(パターン名とイラストが書いてある面)を見て、「あ、これは実践できているな」と思ったら「実践している」ワークカードのところに置きます。同じようにして、「少し実践している」「経験無し」に仕分けしていきます。

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もしパターンカードを読んで「内容がいまいちよく分からないなぁ。。。」と思ったら、パターンカードの裏面を読んでみて仕分けをしてみてください。裏面を読んでもよく分からなかった場合でも気にしなくて大丈夫です。このチェックは「試験」ではないので減点されることはありませんし、今回読んだ内容が今後どこかで役に立つかもしれません。よく分からなかったカードは別の山に重ねておきましょう。(44枚全てのカードを仕分けるのは時間がかかりますので、ステップごとに実施してもOKです!)

仕分けした内容を写真にとって記録しておくと良いでしょう。このチェックを定期的に実施することで「分からない」や「経験無し」が次第に減ってくるはずです。もちろん「経験無し」カードを全て実施する必要もありません。そうです、kintone SIGNPOSTはルールブックではないのです。

これを繰り返していくと、次第に「チェックリスト」として使わなくても自然と頭の中で判断ができる状態になると思います。まさに「経験者の勘所を取り込んで、自分の勘所として実践できる状態になった」といえますね!

神経衰弱的に使う方法については、また明日書きます!(特にひねりは無いのですが^^;)

他にも面白い使い方があったらぜひ教えて下さい!

そんなkintone SIGNPOST パターンカードはこちらからどうぞ!
https://shop.cybozu.co.jp/collections/all/products/6624328155215
「kintoneで継続的な業務改善をするための道しるべ」である kintone SIGNPOST(キントーン サインポスト)の全44パターンが記載されたカードです。表面にはパターン名とイラストが、裏面には「状況・問題・結果」が記載されており、kintone SIGNPOSTを楽しく学ぶことができます。

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