お金は時空を超える
新しいコミュニティを準備中の倉林です。今回は新しいコミュニティを始めるきっかけにもなっている「お金」について書いてみたいと思います。
お金を否定したいの?
新しいコミュニティでは「お金に対する認識をアップデートする」というのも、目的のひとつだったりするのですが、これだけ聞くと
と思われるかもしれませんが、決してお金自体をひっくり返したいわけではなくて、価値基準をお金だけではなくたくさん持ちたい、というのが目指すところです。
これらのnoteでも書いたように「お金ってほとんどのモノやコトの価値を比較できるし、交換手段としても便利で、価値を保存しておける」のでめちゃくちゃ便利なんですが、便利であるがゆえに「価値基準がお金のみになってしまうこと」に課題感を持っています。
新しいコミュニティでは「コミュニティ内で使える通貨」を使います
そこで新しいコミュニティでは「普段使っているお金」以外の手段として、コミュニティコインを使いたいと思っています。このコミュニティコインの使い方はワークショップなどを通して体験していきたいと思っていますが、「普段使っているお金」と何が似ていて何が違うのか?を考えたり、悩んだりすることで改めて「お金とは?」を認識できると思います。
お金にしかできないことって?
そんな「普段使っているお金」について学んでいくと、逆に「お金」にしかない価値・お金にしかできないことがあると気づきました。それが「お金だけが時空を超えることができる」ということです。お金だけが「時間」も「空間」も超えることができるのです!
お金の持つ3つの機能「尺度」「交換」「保存」のうち、「尺度」と「交換」はぶっちゃけお金じゃなくても代替できると思っています。
しかし、仕事をして得た対価・人から受けた感謝の気持という「価値」を保存して置けるのは「お金」以外にありません。(この場合、「どの国の通貨」という意味ではなく、「価値の入れ物」「価値を表す記号」としてのお金を指しています。)
例えば、私が成人したときに親から「学資保険の通帳」をもらいました。毎月少しづつですが積み立ててくれたもので、私が将来お金が必要になったときに使うように、ということでした。
これは、毎月両親が働いて得たお給料という価値を、時間を超えて使えるように「学資保険」という形として保存してくれたということです。
例えば、私は毎月のほそぼそとUNICEFとUNHCRに寄付をしています。これは私が毎月働いて得たお給料という価値を、場所(空間)を超えて使えるようにしたものです。
お金ってスゴイ!笑 この機能を活用しない手はない!なので、私はこれからも「お金」と真摯に向き合ってお金を疑いつつお金を信じて上手く付き合っていきたいと思っています。
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