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デュエプレ14弾環境考察(NEW)

※全文無料です。気兼ねなく。

こんばんははじめまして。海月です。

書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。

自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。

とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。

以下にて14弾環境の推移と簡単な解説を記していきます。

全体外観

開幕

14弾を語るにあたって、リリース当初に多量の不具合が発生したことは避けて通れない。

主題から逸れるためここではこれ以上述べないが、不具合が環境変遷に与えた影響は測り知れないものであった。

特に『ドロマー超次元』『デイガナイト』は関係する不具合が多く、使用率にも大きく影響したと考えられる。

不具合の詳細は下記を参照してもらいたい。

そうした中で始まった環境であったが、まず脚光を浴びたのは『リース超次元』の活躍だった。

マナブーストから3コストホールや「アヴァラルド」に繋ぎ、5コストホールで処理が容易でない「チャブル」を展開して突破力の高い「GENJI」で〆る動きが明確で、これまでの『ガントラビート』の上位のようなビートダウンとして広まった。

これに比較的相性がいい『ドロマー超次元』も新勢力として台頭するものの、構築とプレイ難度、守りに難がある点、何より多量の不具合を抱えたことから大きな活躍は見られなかった。

従来のデッキとしては特に『キリコ』が勢いを増す。

一見脆そうでいて「エンフォーサー」や「イカズチ」による「キリコ」への繋ぎは優秀で、デッキ自体が中速殺しの性質を強く帯びている。

ビートダウンに対する『ツヴァイ』が、コントロールに対する『ライゾウ』があったように、中速に対する『キリコ』が回答として確立してきたと考えられるだろう。

別の方向から超次元の波に抗ったデッキには『赤白武者』があった。

次回15弾でNDから落ちる「武者」であるが、対ビートダウンに耐性の高いメタデッキとして最後まで駆け抜けることとなった。

コントロールでは古参となった『デイガナイト』が堅実な活躍を見せる。

もはや月末に欠かせないデッキであり、特に上級者に好まれるデッキとして定着してきた。

いずれのデッキでも超次元は調整された過程があり、大型ギミックがようやく花開いたと言えるだろう。


グレートチャクラカップ最終結果

※一名で複数のデッキを使用した場合もすべて計上(そのため、73件=73名分ではない)
※14弾リリース前に最終ラインまで上げ切った人は除外

結果としては圧倒的な『リース超次元』勝ちとなった。

特に注目されたのが「チャブル」で、5コストホールから2体をばら撒いてトリガーケアをする5,6ターンのキルが狙える盾の厚いビートダウンとして活躍した。

続く『キリコ』と『武者NEX』はこの優れたビートダウンに対する既存デッキでの回答を探ったものだと考えられる。

『キリコ』では「エンフォーサー」による低コストサイキック封じと「サファイア」による安全なリーサルが、『武者NEX』では除去とビートを両立した対ビート性能をそれぞれ武器とした。

その後には堅実な強さを持つ『デイガナイト』が続き、以下様々なデッキが点在する、比較的新弾直後の結果としてはよくあるものとなる。

13弾ではまだぽつぽつとした採用の超次元はここに来て環境を席巻し、『リース超次元』に関しては未だ構築にブレがあるものの、抜けたデッキパワーを持つ圧倒的なTier1になるかと考えられた。

前環境の顔でもあった『Bロマノフ』は大きく後退したところからも、環境の大きな変化を予感させる結果となった。


ディアボロスZカップ変遷

『リース超次元ビート』が引き続き活躍を見せる。

「チャブル」の覚醒フラグには、徐々に「ジョン」から「カイマン」「オーフレイム」へと移って行った。

これは2→4→5で動く最適なマナカーブということもあったが、「チャブル」の対策として用いられるようになった「ローズ・キャッスル」に対して有効な手法でもあった。

「アヴァラルド公」の採用に関してはここから少しずつ減少を見せていく。

「ローズ・キャッスル」を活用するに最も適したデッキの一つが『青黒リーフ』だった。

これは前月のグレートチャクラカップのADで1位を取ったデッキであるが、それがNDでも通用することが判明するやいなや、盛んに見られるデッキとなっていった。

『リース超次元』に不利寄りであるが、『青黒リーフ』を泣かせたのが急伸する『ライゾウ』だ。

「ストーム・ホール」を採用した構築が確立し、その使用率は日によって30%に迫るほどで、何度目かの規制を想起させる存在感を放っていく。

これは短期的ではなくディアボロスZカップを通じたものとなり、対策として安定した勝率を出せる『速攻』系統のデッキも立ち位置を良くしていった。

オーソドックスなのは『赤白』だったが、「シシマイ」によってトリガー獣を完封できる『赤緑』や、「イルルカ」「パワード・ホール」でリペアをした『黒緑』も一定数見られる。

ミッドレンジ→コンボ→速攻と既存デッキで環境が回る中、新勢力も現れる。

一つが『リース超次元』から分岐した『ラッカ超次元』だ。

緑を抜いて青を採用したことで、有効トリガーとマッドネス採用可能な強みを得た新たな超次元ビートであった。

緑が抜けることで速度が落ちると思いきや、「ヤヌス」+「オーフレイム」の組合せが最速5ターンキルを可能とし、安定性でリースを上回ることとなる。

これに関しては拙著も参照したい。

もう一つ熟成されるように練られていったのが「デストラーデ」を採用する『イモータルブレードコントロール』だ。

実は13弾以前にもデイガカラーを主として考察されていたデッキだったが、この14弾で数々の強化パーツを迎える。

頭抜けた強さを持つと思われた超次元ビート系のデッキに対して、露骨なまでに有利を取れる上に、『ライゾウ』や各種『速攻』系統とも戦えることから強烈なメタデッキとして名を馳せた。

ここで採用された「デストラーデ」のカードパワーの高さは時間を追うごとに注目が集まっていき、『除去コントロール』『5cフュージョン』『ドロマー超次元』『白青シンラン』『ラッカ超次元』をはじめとして、あらゆる白と青が採用されたデッキへと試行されていく。

6/19に行われた配信者王決定戦は、さすがに参加者たちもよく研究を重ねてきたのであろう、この中旬までの環境を総括するようなデッキが出揃った。

番組の影響はやはり大きく、多くの人に最新の環境情報が共有される機会となった。

優勝した「ZweiLance & だんのうら」チームの選出した「デストラーデ」が全プレイヤーに配布されこともあってか、一線に立ち続ける『超次元ビート』に対抗するように数を伸ばしていく。

「デストラーデ」の採用されたデッキと『超次元ビート』の両方に優位を取りやすかったコントロールはここにきてようやく日の目を見るようになった。

特に『デイガナイト』はコントロールとミッドレンジ性質を併せ持ち、この14弾環境を通じて堅実な強さを持つデッキとなる。

マッドネスの溢れる環境で「バレットバイス」の採用・取り扱いが肝となり、そこをいち早く察知できたプレイヤーほど勝ち星を積んだ。

同じく不利対面が少なく、流れを見て使えばいつでも強かったのが『キリコ』だった。

構築では環境序盤に「オリジナル・ブレイン」型のコントロールに強い構築が増え、徐々に「オリジナル・サイン」を採用したビートを受けられるものへと遷移していった。

『デイガナイト』『キリコ』共にそれなりの歴史を帯びてきたデッキだが、超次元の本格化した環境でそれを主軸とせずに活躍する様は流石に地力だ。


ディアボロスZカップ最終結果

※一名で複数のデッキを使用した場合もすべて計上(そのため、95件=95名分ではない)

『デイガナイト』が登場以来おそらく初のトップシェアとなった。

このデッキはプレイ難度とゲーム速度、何よりミラーを懸念して使用率の伸びづらいデッキでもあるため、使用率に対する勝率はかなりのものになったと推測できる。

「プラスワン」の評価が向上し、これまで0ないし1枚であった実績から2枚・3枚といった構築がほとんどを占めた。

また、1700到達者も多かったのがこのデッキであった。

2番手の『ラッカ超次元』は『リース』を抜いてビートダウンデッキのトップとなり、堅実な強さを見せつけた。

トリガーの厚さと攻撃力を両立しており、月末にかけてコントロールが増える中で、マッドネスを採用可能である点が裾野を広げていたと考えられる。

3番手の『キリコ』は、本来苦手とするハンデスコントロール系統のデッキがマッドネスを恐れ続けた期間であることを加味すると、これも納得のいくものである。

「オリジナル・サイン」4枚と「コルテオ」1枚の形がスタンダードとなり、「アブドーラ」を1~2枚添えるものも良く見られた。

『ライゾウ』『超次元ビート』に対しても速度負けしない点で、回答の一つであったと言えるだろう。

同率の『青黒リーフ』は月の中旬こそ『ライゾウ』をはじめとするマッドネスに泣かされることが多かったものの、純粋なコントロールとしては最も堅実な強さを持った。

リストは「ローズ・キャッスル」と「サーファー」と「デーモン・ハンド」を除く34枚程度は固定で、残りの枠でそれぞれに個性が発揮された。

戦術に限りのある青黒の二種でここまでの結果が出せたところにも、超次元の底力を見て取ることができる。

前月よりもシェアを落とした『リース超次元』は、それでも十分一線級のデッキのままだ。

2→4→5の動きが重視された構造はディアボロスカップ中期から継続するものの、「オーガ・フィスト」や「バルザーク」といったユニークなカードの採用も見られた。

『ラッカ』と比較した際の突破力の高さは、なお超次元の力を得たビートダウンの強さを見せつける。

環境デッキの格付けをした場合、ここまでが上位に括られると考える。

次点6件入賞の『赤白武者』は前月同様、環境を読んで使用すると強力なデッキであった。

基本は「NEX」を加えたものであったが、各種ホールを採用して途中参戦した「マスター・ルピア」を取り入れたものも見られた。

7月末にはいよいよ「武者」がNDを卒業するが、分の悪くなりやすいコントロール系統の勢いが落ちたタイミングで、最後まで活躍の機会を得ることができた。

4件入賞の『赤緑速攻』は久々の実績を得たデッキであった。

『赤白』をはじめとして『速攻』の付け入るスキは十分にあり、特にこのカラーの場合は貧弱なトリガーやブロッカーを乗り越えるパワーと、「シシマイ」が強みとなった。

新星の『ラッカ超次元』や『デストラーデ』系の守りの厚さがトリガー獣に依存していることから追い風が吹いており、『ライゾウ』『キリコ』などのタイムリミット系に対しても優位を付けやすかった点が活きたと考えられる。

その他の入賞デッキに関して、一部を除いてキーカードとなりがちであったのが「デストラーデ」と「ドラヴィタ」だった。

環境における圧倒的な攻撃性能の向上に対して「デストラーデ」の防御性能が、呪文による展開手段に対して「ドラヴィタ」の制圧力がそれぞれ回答手段として用いられ、個性的なデッキの開発に貢献した。

詳しくは下記Twitterモーメントにて入賞者の報告をまとめているので参照さされたい。


デッキリスト

環境で見かけられる主要なデッキのリストを載せておくと共に、大まかな相性傾向を記す。

構築やプレイによって左右される部分も多いので、あくまで目安程度に。

特にこの14弾は各デッキのテンプレというものが定めづらい。


リース超次元

有利:ライゾウ
不利:デストラーデ系、コントロール

環境トップ候補として華々しいスタートを切っただけに、その後目の敵とされることとなった。

そのためか、大きく有利を付けられるデッキは環境上に少なく、五分~微不利といったものが多い。

リースカラーは加速、攻撃、防御の役割が色によって明確に分かれるために扱いやすいデッキが多くなりがちだが、超次元ギミックによって奥深さと同時にプレイングの難しさも生じてきている。

早期から流行した割には最後まで構築が固定化されることがなく、三者三様の採用カードが見られるところも面白い点だ。

ディアボロスZカップで見られた「バルザーク」や「オーガ・フィスト」なども常に警戒する必要があるだろう。


ラッカ超次元

有利:Bロマノフ
不利:キリコ、デストラーデ系

『リース』と比較した場合の利点はコントロール耐性が付くことと、盾が厚くなることと、「エクストラ・ホール」による墓地メタが行えるようになること。

代償として速度を落としているため、『リース』が速度で優位を築きやすい対面に若干相性差を埋められている。

基本的にマッドネスは採用されているものとだと想定されるため、このデッキを使う側も使われる側もハンデスには構築段階から駆け引きが発生してくる。


ドロマー超次元

有利:ビートダウン系、デストラーデ系
不利:ライゾウ、青黒リーフ超次元、リソース確保の厚いデッキ

細かく環境デッキとの相性を見ていくと、実はそこまで大きく不利を付ける対面は少ない。

マッドネス入りの対面に対してもハンデス以外の戦術が取れるため、やりようは多い。

ただし、盾の薄いデッキで複数面の除去も難しいため、リソースを確保できるビートダウンには押し切られてしまうことも多い。


青黒リーフ超次元

有利:キリコ、デイガナイト、マッドネスのないデッキ
不利:ライゾウ、マッドネスのあるデッキ

『ドロマー』や『デイガナイト』と比較した際にハンデスへの依存度が高くなる分、相性ははっきりとしやい。

プレイングでカバーできる面もあるが、マッドネスが多い環境では素直に使用を避けた方が良いだろう。

地力の高さ故にメタの対象となっているとも言える。


デイガナイト

有利:構築により変化するが軒並み五分
不利:青黒リーフ超次元

使用者を選ぶとは言え、総合的なデッキの強さでは14弾環境屈指。

このデッキに大きく有利を付けるアーキタイプが存在せず、カード単位で対策をするしかない点からも立ち位置が良いと言える。

とは言え、上位を中心に環境最強候補として意識もされている。

安易に使って勝てるデッキではないので、使用を決める際には細かなプレーの見直しとミラーを乗り越える覚悟が必要。


キリコ

有利:中速ビート系、デストラーデ系
不利:ハンデスコントロール、速攻系

前述の通り、ハンデスが環境上不遇な時が多かったことからそれを苦手とするこのデッキは相対的に立ち位置が良くなった。

『デイガナイト』が「バレット・バイス」を抜くケースが出てきたのも嬉しい。

コントロールへの対策としては、マッドネスである「ジェスティ」よりも「オリジナル・ブレイン」の方が主流となってきている。


ライゾウ

有利:コントロール系
不利:速攻

相性はやや極端で、6打点を組む速度が速いほどに不利となる。

基準となるのは6ターンで、ここまでに『ライゾウ』にトドメを刺せるデッキは微有利以上をとりやすい。

ただし、14弾で追加された「アブドーラ」は中途半端なビートダウンの攻撃を阻止して「ライゾウ」まで繋げるだけの力を持つため、『ライゾウ』というデッキに対面する難しさを助長させている。

「デルフィン」による呪文ロックがなくなったため、『デイガナイト』など、コントロールの中にも以前よりも戦いやすくなった対面が増えている。


赤白武者

有利:ビートダウン系
不利:コントロール

攻撃と除去を両立するのは「武者」のアイデンティティで、それ故にデッキのメタ的性質も強くなっている。

主流は「NEX」で打点形成力を補った構築だが、白と赤のホールをメインギミックに加えたものや、「NEX」と折衷したものも見られる。

苦手とするコントロールも「ザークピッチ」でカバーできることがあるため、流行度の割には環境上で五分を付けられる対面が多く、いつでも対面することは想定すべきデッキである。


除去コントロール

有利:ビートダウン系、キリコ
不利:ライゾウ、コントロール系

※画像は筆者がディアボロスカップで最終27位に残った時のものを使用

14弾を通じて刺さりの良い「クイーン」「キング」の両方を無理なく採用できる点が強みとなる。

「デストラーデ」も含めて一度制圧できれば安全な勝利を狙いやすい。

トリガーを多めにできることからビートダウンには戦いやすいが、盤面以外に干渉する手段が限られることから他コントロール系にリソース差で負けやすく、ビッグマナ系のデッキも苦手となる。


イモータルブレードコントロール

有利:ビートダウン系
不利:ドロマー超次元、青黒リーフ超次元

通称「芋コン」。

癖が強いものの、ボードで勝負する対面には強く出やすい。

盾焼却は苦手とするものの、『ライゾウ』の着地を許しても返すことが可能だったりと、スレイヤー能力を最大限に活かした強みがある。

ハンデスやギア破壊、「キング」「ディアス」などを苦手とするため、これらを用いるコントロールには不利が付きやすい。

「イモータル・ブレード」が着地してからが勝負のデッキのため、ビートダウン側はそれを許さない攻めができるかが肝要。

トリガーの目次第で案外あっさり貫通できてしまうこともある。


シンランデストラーデ

有利:ビートダウン系
不利:コントロール系、キリコ、Bロマノフ

自分の盾を増やしながら相手の盾を減らしていくという戦術は明快ながら、ビートダウンが多い環境で理にかなっている。

メタ的な性質は「武者」に近いものがあるだろうか。

デッキの構造が「デストラーデ」の連鎖を活かせる形にもなっているため、一度連鎖をすると止めどなくクリーチャーが並ぶということもある。

苦手な対面に対しても勝ち筋とできる力があるため、侮ることはできない。

このカラーでは「シンラン」の安定着地が難しいため、「未来設計図」などを採用可能な緑を加えたトリーヴァカラーの構築も見られる。

本領は「ウルコス」も扱えるADになるが、尖った性質はNDでも活躍の可能性を秘めている。


Bロマノフ

有利:軒並み五分近く
不利:ラッカ超次元、キリコ

14弾で強烈なメタカード「ジョン」が登場したことで一気に後退することとなってしまった。

だが、「ジョン」を乗り越える手段がまったくないわけでもなく、環境上のメタ対象から外れていることからも相対的な立ち位置は改善してきている。

「進化設計図」による多量回収からの強力墓地進化獣の押し付けは変わらず強く、引き続き環境の一端を担えるデッキパワーを持つ。

他のデッキの説明でもところどころで書いたが、この14弾環境では”特別不利対面を持たない”というデッキがそこそこな数存在する。

『Bロマノフ』は不利対面を二つ記したが、それもどうにもならない差がついているというわけではなく、環境読みやプレイ次第でという希望がある。


速攻

有利:ライゾウ、キリコ
不利:受けの厚いデッキ

デッキ性質上、多少の相性差をものともしない側面がある一方で、本来有利な対面にもトリガー次第で負けるというリスクは常に抱える。

目安としては始動が3ターン以降になるデッキに対してはトリガー勝負に持ち込みやすい。

この14弾環境では他環境と比べても相対的に立ち位置の良いデッキタイプとなった。

『赤白』の場合は「ザークピッチ」が隠し玉として入っている場合がある点は注意。


おわりに

本来は新弾リリース後2,3週間を目安として環境を整理した記事を出すようにしている。

今回はリリース直後の不具合に加え、私生活のあれこれから出すのが遅くなってしまった。

そのため、体裁としても環境の変遷を追ってまとめる形としている。

既知の内容と感じる人も多いと考えられるため、その点では役立つ部分が少なっていて申し訳ない。

ただ、記録としては残しておきたかったため、遅くなってでも書き上げようと考えていた。


デュエプレは常に複数のデッキが存在する多様な環境が形成されているが、この14弾はこれまでの中でも上位に来るほど多くのデッキが考案された。

ここに書かなかったが、「デストラーデ」の早期着地から急なリーサルを作る『ラッカ紫電』や、優秀なカラーで構成された超次元コントロールの『デイガ超次元』、既存の『5cフュージョン』なども少数ながら見られ、環境で戦うだけの力を持つ。

超次元ギミックが様々なデッキに拡張性をもたらしたと言えるだろう。

呼応するようにインフレしたカードパワーを持つ「GENJI」や「デストラーデ」は今後の不安材料でもあるが、ひとまずは最後まで研究が続けられそうな環境に筆者は安堵している。

今後もしばらくは超次元ギミックがメインになっていくと考えられるが、仕方のないインフレの中でも多様性というデュエプレの最大の面白さが継続していくことを願いたい。


最後に投げ銭方式で、内容とは関係ない文章を残します。

無理をする必要はありませんが、この記事や過去記事も含め、見合う価値があったと思ったらご購入いただけると大変嬉しいです。

いただけなくても、少しでもこの記事があなたの日々の楽しみにつながれば幸いです。

それではまた。


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