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今回も教員の方とのお話で、この2年間の探究にかかわる生徒の変化をお話ししました。(「U」は仮名です)


U 最近の2年生の様子を見ていると、過去の生徒に比べてよく動くようになってきたと思います。

N 過去の取り組みが、コロナの時期で制限があったという以上にありますか?

U 学校の外という意味では市役所などもありましたが、スポットで機会があって来てもらうくらいで、生徒が自ら動くというのは最近のことだと思います。

N たしかに、私も生徒の動きを見ていて感じるのは、電話することをためらわないなど、行動へのハードルが低い生徒がそれなりに多い感じがしますね。

U 外とのつながりをNさんが持ち込んでくれたり、どこかに連れて行ってくれるのは教員には難しい行為なので、その部分を担ってくれているのはとてもありがたいポジションです。

N 他には何か変化として感じるものはありますか?

U ラウンドテーブルでもよく生徒が喋るようになったと思います。去年の1回目(1年生の秋ごろ)なんか、なかなか会話にならないグループが多かった中で、今(2年生冬ころ)は生徒だけでも場を回せるようになってきているのは大きな変化です。

N 1on1の面談や、研修旅行、学びの祭典など、いろいろ話す機会も多くあった中で鍛えられていますよね。


N 一方で、探究に対する感覚がうまくつかめない生徒も先生もいると思いますが、これについてはどういった策がこれからあると思いますか?

U それこそゴールデンサークルですよ。

N 探究特進科の授業でも、なかなか生徒に刺さってましたね。

U WHY(なぜ)探究なのかを伝えること。探究の最初の時間にやるオリエンテーションで、担当する教員が自らその意義をWHYから伝えられるようにすることが一番ではないかと思います。


N 私のような”CNの存在”についてはいかがですか?

U 前に話した”外とのつながり”をつけて”中に呼んでくる”という人脈づくりはCNの存在意義ですが、他にもデータを取りためたり、データ元に考えたり伝えることについてはリサーチャーとしての経験あってのものではないかと思います。

N 自分自身が特別なことをしている感覚は強くないのですが、過去を思い返すと、会社で他部署に異動するときに、リサーチャーという特性を持った仕事の考え方を”文化として伝道していく”ことがミッションでもありました。

U 授業づくりも、外とのつながりも、今はすべてまとめてあるプリントを(教員に)渡してあげている状態といえて、Nさんの任期後に学校自ら動けるようにしていくことが、これから課題になると捉えています。


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