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選考の先ず最初は書類審査。就職だとエントリーシート。入試では志望理由書です。

時間をかけて準備しつつ、落ち着いてミスがないか、添削してくれた人の言葉のままになっていないか、独りよがりの表現で情報が不足していないか、印刷やコピーをして、落ち着いてチェックをしましょう。

まずは相手を知ろう

大学側はどのような事を目標に運営しているのか、どのような学生を入学してほしいと思っているのか、パンフレットやウェブ、募集要項をしっかり確認しましょう。

伝えるべき事、書くべき事

なぜ」この大学、学部、学科なのか、その理由とエピソードを、具体的に伝えましょう。

どのような」学びや研究をおこなっていきたいと考えているのか、公開されている大学のシラバス(講座の一覧)や研究室紹介を参考に、イメージを具体的な言葉にしましょう。

何が」自分のウリなのか、自分の個性に合うと考えるのか、自分と大学の関心が重なる部分=親和性を見つけましょう。また、自分が学びが必要と思う中で、この大学の分野が有効と考えているのか、将来のイメージとの関連も大切です。

自己分析のツールもいろいろあるので、利用してみるのもよいでしょう。オーソドックスで有効かつ理解しやすく伝わりやすいものとして、SWOT分析があります。自分の強み、弱み、機会、脅威をリストアップするもので、この4つの視点で分解するものです。

また、エゴグラムも自己理解につながる良いツールです。詳細なものは有料だったりしますが、簡易的なものはオンライン上にも存在します。

だめなやつ

高校生のレポートや文章でよくあるのが、具体性に欠ける表現です。
いろいろあって、、、たくさんの学びが、、、もともと好きで、、、などです。聞き手が欲しいのは、その「いろいろ」「たくさん」「もともと」の具体的な部分です。

感想文などで書かされる機会は多かったでしょうが、一人一人の細かい表現に踏み込んで指導する機会がむづかしいゆえに、高校の時期までに表現力が鍛えられていないという現状です。

ウケウリ表現も、自身の言葉で再表現しないと、簡単に見破られます。なぜ見破られるかというと、唐突感と違和感です。周囲の文章から雰囲気が変わってしまっているのです。

これまで、指摘を受けずに切り抜けてきたと思っている人もいるかと思いますが、切り抜けてきたのではなく、諦められている(その時間がない)ということかもしれません。

もう一つ、受け身な態度もNGです。学校の名前が何かに有利、就職に困らなそう、勧められたので何かをする(した)、というのも、積極性に欠けます。もし、過去のエピソードを語るときに「きっかけ」がそうだったとしても、その後の態度の変容からの学びを語るなどが重要です。

あとは、ダラダラと長すぎず、余白を残しすぎず紙面を埋めていきましょう。


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